作家、講演家、企業研修講師、心理カウンセラー

小倉広オフィシャルWebサイト

小倉広事務所 HOME

小倉広メルマガvol.362 「 頑張らなくちゃ!は自己否定 」



vol.362 『 頑張らなくちゃ!は自己否定 』 



3名だけ、エグゼクティブ・コーチングのお手伝いをしている。
月に2回程度、スカイプや対面で1時間セッションをする。
お相手は、皆さん、社会的に地位のある経営者や経営管理者の方ばかりだ。

セッションが終わる。クライアントの方が言う。
「私も、もっと頑張らなくちゃいけませんね」
僕がニヤリと笑う。ハッと気づいて
「あ、いや、頑張らないようにします!」

僕がニヤニヤしたままでいると
「あ、どっちでもいいですよね。とにかく、楽しくやってみます」
と照れ笑いをした。

「もっと頑張らなくちゃ」という言葉は、言外に
「今の私は頑張っていない」という思い込みがある。
だから、「頑張らなくちゃ」は自己否定なのだ。

当然のことながら、これを相手に使うのは、他者否定である。
「もっと頑張れよ」という言葉は、言外に
「今のあなたは頑張っていない」という決めつけがある。
だから、「頑張れよ」は他者否定なのだ。

じゃあ、どうすればいいのよ?
頑張っちゃいけないの?

そんなことはありません。
頑張るのが楽しければ頑張ればいい。
思わず頑張りたくなるのなら、自然に頑張ってもいい。

ただし、「頑張る」の先に「なくちゃ」がつくと、ちょっと切ない。
それが、たまに、ならばいいけれど、ずっとずっと続くと、しんどい。

なぜならば、それは、ずっとずっと
「自分はダメだ」
「自分は頑張っていない」
とダメ出しをし続けることになるからだ。

僕だったら、うつ病になっちゃうな。
そこまでいかなくても、きっと、勇気を失って、
チャレンジを恐れるようになるだろう。

だから、僕は自分に
「頑張らなくちゃ」と言うのをやめました。

相手に「頑張れ!」と言うのをやめました。

自己否定も、他者否定もしたくない、と思ったからです。

頑張ってもいい。でも、できれば、楽しく頑張りたい。
「なくちゃ」をつけずに、自然に思わず、頑張っちゃいたい。

そんな心の状態を保つために、逆説的だけれど
「頑張らなくちゃ」をやめている。

今のところ、絶好調である。



編集後記

愛犬ホタルをつれて、代々木公園をジョギングしています。
普通の犬ならば、木立で木の1本1本にマーキングという
名のおしっこをかけたがったり、もしくは、匂いをかぐために
立ち止まります。僕が飼っていた代々、他の雄犬は皆そうでした。

しかーし。ホタルは、とってもお利口さんで、縄張り意識が
低いのです。もう1歳半にもなるのに、一切、マーキングを
しないのです。

これは、おそらく先天的な気質もあるでしょう。そして、後天的
な躾けの結果もあるでしょう。躾けというのは、鎌倉に住んで
いた時に、近所のおうちの生け垣や庭木におしっこをかけさせ
ないように、公園までおしっこをガマンさせたからでしょう。
おそらく、それが癖になったのです。

とってもお行儀良く、僕のジョギングの隣を、タカタカゆっくり
走ります。僕を追い越さず、同じスピードで合わせてくれます。
「とってもお利口さんですね」
そう言われると、しっぽを振って喜びます。
僕とかみさんは、ホタルを「ロイヤル・ハイネス」と呼んでいます。
貴族みたいに気品があるからです。

あ、編集後記が結局、愛犬自慢になってしまった。
まあ、いいか。

また、次回をお楽しみに!



株式会社小倉広事務所
代表 小倉 広

◎ほぼ毎日届く。メルマガの登録はこちらから
http://www.ogurahiroshi.net/

Top