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小倉広メルマガvol.337 過去を悔やんでも、自分を傷つけるだけ



vol.337 『過去を悔やんでも、自分を傷つけるだけ』 
出典:35歳からの生き方の教科書



過去に関するものはすべて心記する意味がない。
例えば、過去の仕事の失敗、恋人・友人との人間関係の失敗、
誤って買った高額な買い物やムダに費やした時間など。
過去は誰にも変えることができない。

変えることのできないことを心配するのは、まったくもって意味がない。
そうは言っても過去への後悔の念は
波のように繰り返しやってくるものだ。
そういうときにはどうすればいいのだろうか。
簡単なことだ。
考えるのを途中でやめればいい。

僕は、過去の後悔が頭の中に浮かんできたな、
と気づいた瞬間に立ち止まって、
一人声に出してこうつぶやくようにしている。
「ストップ! ストップ!」と。

そして、意識的に考えを別なことへと切り替えるのである。
最初のころはこれがなかなかできなかった。
気がつくと無意識のうちに過去の心配をしているのである。
ハッと気づけば延々30分も考え込んでいたこともあった。

しかし、そこで落ち込んでしまってはいけない。
30分ムダにしてしまったこともすでに過去の失敗だ。
そこで落ち込んでしまうことは、
二重の意味で過去にとらわれてしまうことになる。
すぐに頭を切り替えて、別なことを考えればいいだけのことだ。
落ち込んでしまう必要はない。

人は過去を悔やむことを通じて、
自分を罰し、神に許しを求めることがある。
そうでもしないと心にふんぎりがつかないことがある。
しかし、それは一度だけで十分だ。

何度も何度も自分を傷つける必要はどこにもない。
それよりは、
前を向いて二度と同じ間違いをしないように努力すればいいだけだ。
たくさんのやっかいが待ち受ける35歳からの僕たちに
間違いはつきものだ。
だから、自分を傷つけるよりも先に
自分を許してあげることが必要なのだと僕は思う。

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