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小倉広メルマガvol.328 出かける準備を済ませてから作業する



vol.328 『上司をマネジメントするのは部下の責務』 
出典:33歳からの仕事のルール



「しっかし、オレの部下はまったくひどいよ。
遅刻はするわ、提出期限は守らないわ。
まったく社会人の常識がなっていない。ひどいもんだよ!」
こう嘆く上司を見て君はどう思うだろうか?

「それを何とかするのがあんたの仕事だろう。
部下ができていないのは上司の責任だ。
あんたは自分の無能さをひけらかしていることに
他ならないんだぞ」

そう思ったのではないだろうか。僕もそう思う。
これは部下ではなく上司の責任だ。

では、その逆の場合はどうだろうか?

「オレの上司はまったくひどいよ。
部下に遅刻するな、と言いながら遅刻する。
頼んでおいた書類のチェックをいっこうにしないで忘れている。
ひどい上司だよ!」

こう嘆く部下を見て君はどう思うだろうか?
この場合はいくらなんでも上司が悪い。
部下の問題はすべて上司の責任だが、
上司の責任は自分で尻を拭うしかないだろう。
そう思っているのではないだろうか。
それは半分正しく、半分は間違いだ。


「上司にきちんと仕事をさせるようマネジメントするのは、
部下の責務である」
しかし、このことに気づいていない部下の多いこと、多いこと。
上司は決められたことをパーフェクトにできてあたりまえだと
思っている部下が、ほとんどではないだろうか。
しかし、それは違う。
上司は、まったくもってパーフェクトではない。しかも忙しい。
だからしょっちゅうやるべきことを忘れたり、
チェックや承認作業を怠ったりしてしまうのだ。

大切な仕事を任されている君は、
自分だけでなくさらに君の上司もマネジメントしなくてはならない。
君がもし、部下を持つ中間管理職であるならば、
上司と部下の両方をマネジメントしなくてはならない。
それが常識なのだ。

33歳からの僕たちにやることは多い。
しかし突然に仕事が増えたわけではない。
上司マネジメントの仕事は昔からあった。
ようやく君がそれを処理できる力を身につけただけのことなのだ。
身につけてしまったらやるしかない。

君の仕事に加えてほしい。上司をマネジメントすること。
それが新しく加えられた責務だ。

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