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11月7日配信 小倉広メルマガvol.293 「自分と、部下のためにストレスをコントロールする」



vol.293「自分と、部下のためにストレスをコントロールする」
出典:人生を後悔しないために38歳までに決めておきたいこと


◎ストレスで部下とチームに迷惑をかけるな

リーダーや経営者に近い存在となる40代は、自身でストレス・コントロールを
することが極めて重要です。部下のモチベーシヨン・アップに必要なのは、
上司の心遣いと気配りです。

心遣いと気配りは、心にゆとりがなければできません。
また、心にゆとりがないと、意思決定が狂ってきます。
つまり、ストレス・コントロールをしないと、
部下やチームに迷惑をかけるのです。

「うちの上司はいつもイライラしていて機嫌が悪いな」とか
「すぐに怒るよな」という言葉をよく聞きます。
おそらく僕も、かつては部下からそう言われていたことでしょう。
僕も昔は自分のストレスをコントロールできていなかった。
お客様からクレームがあったら過剰に反応して、
必要以上に商品を変えたり、人を変えたり。
感情的になって「何をやっているんだ!」と部下に怒りをぶつけたり。
自分を守ろうと、保守的な判断をしたり。ストレスフルだと判断基準が狂って、
行動が変わってしまう。それを実感しています。

40代はリーダーになったり、部下を持ったりと、
どんどんストレスフルな立場になります。
だからこそ、自分のため、部下やチームのためにも、ストレス・コントロールは
必須となってくるのです。

◎自分に一番合うストレス発散方法を見つけよう

では、どのようにしてストレスをコントロールすればいいのでしょうか。
ストレス発散方法は人それぞれあると思いますが、
有効な方法の1つに運動が挙げられます。また、趣味を見つけるのもいい。
料理やアートのような右脳を使うクリエイティブな趣味は、
特に左脳を使う仕事のストレス発散につながると言われています。

そのほかに僕は、人に会うこともお勧めします。
「この人と会うと元気になるな」、「この人、カッコイイな」、
「こんな人になりたいな」と思う人に会う。
すると非常にリフレッシュでき、
「よし、オレも頑張ろう!」と気持ちが変わっていく。
これもストレス・コントロールの1つになるのです。

ストレス・コントロールには、アファメーションや瞑想も効果的です。
アファメーションとは、自分で自分に暗示をかけること。
自分にポジティブな言葉で語りかける。
たとえば「自分ならばできる」、「自分は今エネルギーに満ちあふれている」
などと自分に語りかけ、心のあり方をポジティブに持っていくのです。

さらにもう1つ、ストレス・コントロールに大きな効果があるものを紹介します。
それは「リフレーミング」です。「リ」はリサイクルやリバイバルの“リ”、
「フレーム」はメガネなどのフレームのこと。フレームを作り直す、
つまり物事を捉える枠組みを変えていく、ということです。

たとえば、上司から叱られたとします。「イヤだな、ツライな」、
「いつも叱られてばっかりで苦しい」と考えると、ストレスが発生します。
だけど実は、「叱られることは悪いことじゃない」、
「叱られるのは愛の裏返しだよね」、「叱られないほうがまずいよ」、
「叱られるのは逆にチャンスじゃないか」と、叱られることに対する
フレームを変えていくのです。

ものごとを見る際に、1つの見方しか持っていないと、
イヤだな、とストレスになる。しかし、「よかったじゃないか、叱られて」と
リフレーミングができるようになると、ストレスにならない。
自分で行なう一種のマインドコントロールですが、
こんな風にしてストレスをコントロールするのもとても有効です。

◎ストレス・コントロールを予定化する

最初に、ストレス・コントロールをしないと部下やチームに迷惑がかかると
言いました。それだけでなく、誰もが知っているように、
ストレスは人生のすべてに影響します。
ストレスフルだと過食に走りダイエットに失敗することもある。
睡眠の質も悪くなる。体調を崩し病気になる。
ストレスはすべての根っこにあるもので、
だからこそコントロールがとても重要なのです。

「仕事のし過ぎは体に悪い」とよく言われます。
しかし、僕は、絶対的な仕事時間の長さや仕事量が問題だとは思いません。
そこにストレスがあるかどうかが重要ではないか、と思うのです。

自分にとってその仕事が、いいプレッシャーであり、
楽しくイキイキできるのであれば、長時間働いても体は壊さない。
逆に、イヤだな、ツライな、なぜオレだけがやらなくてはいけないんだ、
と思うと、ストレスが体と心をむしばんでいきます。
だから、くれぐれも、ストレス・コントロールを甘く見ないことです。

運動、趣味、人に会う、アファメーション、リフレーミング。
これらの手法を使いながら、
自分にとって一番いいストレス・コントロールを身につけて下さい。
そして、それらをめんどうくさがらず後回しにせず、
きちんと予定化してやっていくこと。それが何より重要なのです。

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