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1月23日配信 一偶を照らす vol.8『人脈は名刺の数ではなく深さだ』



shijyukukai
■ 名刺を何千枚集めても価値はない

30代になると、異業種交流会や懇親会、パーティなど、出会いの機会が
ぐっと増えてくることでしょう。そうした場面で時折目にするのが人の会
話にやたらと首を突っ込んでくる御仁。

彼は誰彼かまわずに名刺交換を求め、話もそこそこに切り上げると、また
別の輪へと移っていきます。
たくさん名刺交換が出来れば、そこから仕事やキャリアにつながるとでも
思っているのでしょうか。
否。そのようにして集めた名刺は、1000枚だろうが2000枚だろうが価値は
ゼロです。それよりは、むしろ、1人か2人の人とじっくり話し、深く
気心を知り合える方が、よほど価値のある出会いと言えるでしょう。

さらに言えば、交流会やパーティに行かなくても、現在の取引先や、知人
や友人との信頼関係を深める方がはるかに重要かもしれません。30代の
人脈は、広さよりも深さを意識することから始まるのです。

■ 気心の知れた仲間を助けたい。その気持ちが人脈の深さを築く

では深さとは何か。それはひとえに相手への「貢献」の深さに他なりません。
貢献だから見返りはなく「Give&Give」。

例えば僕には多くの著者仲間がいて、毎日誰かが何かしらの本を出してい
ます。せっかく知り合いになれた友達が、一生懸命になっている姿を目の
あたりにすると、何とかしてあげたいという気持ちがわいてきます。

だから、頼まれなくても応援したいと思い、新刊のお知らせを僕のメルマ
ガで取り上げたり、ブログやフェイスブックで友達にどんどん紹介してい
ます。

すると、いつの間にか「小倉さんはすごい」「本当にお世話になった」と良い
噂が広まるように。結果として、見ず知らずの方から「小倉さんはすごく影
響力のある方とお聞きしました。ぜひお会いしたい」と、頻繁に言われるよ
うになってきたのです。

また、ある内輪のパーティーでの出来事ですが、幹事が突然出席できなく
なり、僕が代わりを買って出たことがありました。買い出し、会費の徴収、
プレゼントの用意・・・・。会の中では比較的年長で、知名度も高い僕が
下働きを買って出たことで、いつの間にか皆さんから、ますます一目置か
れる存在になったと、後から気づきました。

真の人脈とは、いざというときに、助け合い、力になり得る関係のことで
す。それは、単なる名刺の数ではなく深さです。そして、深さとは、見返
りを求めない「Give&Give」の貢献によって築かれていくものなのです。

■ 30歳から自分を伸ばす為に

まずは、名刺ホルダーから全ての名刺を抜き出して振り返ることから始め
てみよう。お世話になったのに、お返ししていない人はいないか。
疎遠になっている方はいないか。そこをきちんとすることで、新たな名刺
を集めるよりも重要な人脈がつくられていく。

「30代で伸びる人、30代で終わる人」(PHP研究所)より転載

株式会社小倉広事務所 代表取締役 小倉広

【 編集後記 】

「小倉さん。年末年始のビジネス雑誌にずいぶんたくさん掲載されていまし
たね」何人かの方からそうお声がけをいただきました。確かに、いくつかの
雑誌に掲載をいただきました。目を通していただいた方が多いようです。

● 月刊PHP 特集・心が強い人・しなやかな人「神様からの宿題」小倉広
● PHP THE21特集「『仕事がおもしろくない!』を脱出するヒント」小倉広
● プレジデントオンライン
一流の発想法・勉強法「自己啓発書は仕事の「苦しさ」をどう解決するのか」
● 商業界特集「店長・経営者のための任せるコツ」小倉広
● 私塾界 対談・石田淳の「ケイゾクはチカラなり」ゲスト小倉広
https://i-magazine.jp/bm/p/aa/fw.php?i=ogurahiroshi&c=13&n=1471

また、来週から「日経ビジネスオンライン」さんで久々の連載。来月からは、
日経MJさんにて年間を通じてコラムを連載することになりました。たくさんの
方にお読みいただけるのは大変ありがたいことです。

と同時に、きちんとした内容をアウトプットし続けるためにもインプットが大
切と実感。毎月の「人間塾」を通じて塾長の私自身が学び続けること。そして
コンサルティングのお客様や研修講演でのふれ合いを通じてのインプットを心
がけなくては、と強く思った次第です。

では、次回もお楽しみに!

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