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2月13日配信 一偶を照らす vol.16『40代でも迷う。しかし、決めることならばできる。』



【 小倉広著作より転載 】

出典:人生を後悔しないために38歳までに決めておきたいこと(日本実業出版社)

●カッコイイ人生を送るために。40歳までに決めよう

目の前の仕事に全力を尽くす。過去や未来を考えない。これは禅の教えにも
新橋の居酒屋で、僕はかつての同僚たちと久しぶりにお酒を飲んでいた。お
互い40も半ばを過ぎちゃったなあ、などと友人と語っていると、1人の友
人が僕に向かってしみじみとこう言いました。「小倉、オレに向いている仕事
って、いったい何なんだろうね」、「本当にこのままでいいのだろうか・・・」
と。それを聞いた僕は改めて思いました。「そうだよな。40歳を超えても皆
、悩んでいるよな」

40代は「不惑(惑わず)」と言われます。だけど僕の知っている、ほとんど
の40代はいまだに悩んでいるし、迷っています。幸いにして僕は、40歳
頃から少しずつ迷わなくなりましたが、30代の頃は彼のように迷い続けて
いました。
世の中には、40も半ばをとうに過ぎ、50歳近くになってまだ、「この仕事
はオレに向いているんだろうか」、「もっとオレに向いている仕事があるんじ
ゃないか」と考えている人はいくらでもいます。それは珍しいことではありま
せん。しかし、それは誰から見ても、カッコよくもなければ幸せでもない。

40代で迷っていてはダメだ、と言うつもりはありません。しかし、40代
は自分の生き方や仕事を「これだ!」と明確に定めていたほうがカッコイイし、
幸せを実感できる。イケてる40代としょぼくれた40代。2つを分けてい
るのは、大切な生き方を「決めているかどうか」ではないか。僕はそう思うの
です。

●どんな艱難辛苦が訪れてもやめない。それが40代の「決める」

「オレは今の会社に骨を埋めると決めているよ」そう言いながらも、会社の愚
痴を延々と言い続けている人がいます。本人は決めているつもりかもしれま
せんが、それは決めていることになりません。本気で決めているのであれば、
会社の愚痴が出るはずはない。愚痴が出るということは、「自らの意思で決め
て」会社にいるのではなく、惰性でいるからです。

40代の「決める」は、「決断する」ということです。決断するということは、
ただ決めるのではなく、「どんなに艱難辛苦が訪れても」変えない、あきらめ
ない、ということです。嵐が来たらやめてしまうのは決断ではないし、反対
されたらやめてしまうのも決断ではありませ
ん。思いがけないトラブルや周囲からの大反対があっても、それをあらかじ
め予想しておいた上で「それでもやっていくんだ」と決めておく。それが40
代の「決める」ということなのです。

出典:人生を後悔しないために38歳までに決めておきたいこと(日本実業出版社)


株式会社小倉広事務所 代表取締役 小倉広


【 編集後記 】

本日はいつもお世話になっている日経ビジネスさん主催の課長塾で「任せ
る技術」の研修をするために大阪に来ております。明日は名古屋のお客様
で経営理念浸透コンサルティング。あさっては再び日経ビジネスさん主催
の課長塾を今度は東京で。そして翌日土曜日は再び大阪で人間塾。毎日、
東海道新幹線であっちへ行ったり、こっちへ行ったりです。

毎週のように出張に行っていると、内勤で外出が少ない方から「羨ましい
ですね。全国のいろいろなところへ行けて」とおっしゃっていただきます。
いえいえ。こちらこそ、毎日お家へ帰ることができるあなたの方こそ羨ま
しいです。そうお答えしています。

人はそれぞれ神様からお預かりした、その人にしかできない能力と命を精
一杯使って人様のお役に立つために生まれて来ました。能力発揮と利他貢
献こそが「生きる目的」なのです。その意味では、先の内勤の方も、私も
、それぞれに「生きる目的」を精一杯に果たしている。そのスタイルが違
うだけ、といえるでしょう。

「能力発揮」だけではまだまだ「自分でできる幸せ」の範囲です。「能力
発揮」が「利他貢献」と一致して初めて、私たちは「させていただく幸せ
」という一段高いレベルの幸せに到達でき、「生きている」という強い実
感を感じることができるのだと思います。よし。僕は生きている。よし。
今日も「させていただく幸せ」を思う存分楽しんで来ます。皆さんも、ぜ
ひ!

では、次回もお楽しみに!

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