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小倉広メルマガvol.373 「性格は本当のセルフではなく、自分を守るためのギブス 」


vol.373 『 性格は本当のセルフではなく、自分を守るためのギブス 』 



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【 地域貢献活動 】小倉広のアドラー心理学お稽古会「本日受付開始」
毎月末土曜日の人間塾 in東京と同じ会場にて参加費一部、二部
とも千円(両方参加は千五百円)第一回は即日20名完売にて満席、
大好評にて終了しました。
第二回は5月26日。中目黒にて、夕方から夜にかけて開催します。
5月8日(火)21:00受け付け開始。お申し込みはお早めに。

第一部「アドラー心理学へのいざない」輪読会(17:15~18:55)
第二部 人を育てる アドラー式1 on 1お稽古会(19:10~20:50)
http://www.kokuchpro.com/group/adler1on1/
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【 地域貢献活動 】”生き方を学ぶ古典読書会”人間塾 in 東京/名古屋/関西
毎月、東京、関西、名古屋で開催。
参加費無料。会場負担金数百円あり。小倉も(ほぼ)参加しています。

東京  第76回 課題図書『都鄙問答』石田梅岩(致知出版)
    2018年05月26日(13:45-16:45) 中目黒にて
http://kokucheese.com/main/host/人間塾in東京
関西  第76回 課題図書『都鄙問答』石田梅岩(致知出版)
    2018年05月12日(9:30~12:00) 京都にて
http://kokucheese.com/main/host/小倉広_人間塾in関西/
名古屋 第76回 課題図書『都鄙問答』石田梅岩(致知出版)
    2018年05月12日(15:00-18:00) 名古屋市伏見にて
http://kokucheese.com/main/host/人間塾in名古屋  
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いつか、きちんと勉強しなくちゃ、と思いながら、
後回しにしていたものに「エニアグラム」がある。

今回、受講生として、この業界では有名人の一人である
あけみちゃん(岡部明美先生)のワークショップに参加する
ための課題図書として、ようやく一冊本を読み終えた。

「エニアグラムーあなたを知る9つのタイプ(基礎編)」
ドン・リチャード・リン&ラス・ハドソン著(角川書店)

診断の結果、僕は、どうやらタイプ4(個性的な人・芸術家)
が一番強くて、その両隣となるウイングは3(達成する人)。
タイプ4ウイング3となり「貴族」となったわけだ。
このタイプは、個性的でありながら、賞賛や自分のファンを
求め、どのように見られるかを意識している、という意味で、
貴族と呼ばれるらしい。ふむふむ。僕そのものじゃないか!

まあ、僕のタイプはこれくらいにしておこう。
今回は、そこは、そんなに重要じゃないからね

この本の中で、僕にとって大きな発見だった箇所がある。
それが本メルマガの趣旨だ。

(同書66P)
「性格はギブスのようなもので、骨折した腕や脚を守ります。
 元の傷がひどければひどいほど、ギブスは大きなものでな
 ければなりません」

「ギブスは、手足が癒え、その完全な機能を回復するために
 必要です。けれどもそれを外さないと、手脚を使うことが
 非常に制限され、それ以上成長することができなくなります」

「性格の大部分は、条件づけられた反応や恐れ、信念の寄せ
 集めにすぎず、真の『セルフ』ではありません。従って、
 性格との一体化(同一化)は「深い自己放棄」に終わります」

なるほどね。そうだよね。これまで、漠然と考えていたことが
つながった一瞬だった。

ご存じのように、僕はアドラー心理学を学び続けている。
アドラー心理学では、一般的な性格のようなものを
「ライフスタイル」もしくは私的論理と呼んでいる。

僕はこのライフスタイルが、基本的にネガティブに表記される
ことが不思議だったのだ。つまり、アドラー自身が書いたケース
集の本や、もしくはお弟子さんたちがまとめた入門書や専門書に
出てくるライフスタイルがほぼすべてネガティブなのだ。

それは「私は弱い」「私は能力がない」「私は犠牲者だ」のように
否定的な自己概念だったり
「周囲の人は私をだます」「大人は横暴だ」「人を信用してはいけ
ない」のようなネガティブな世界像だったりする。
決して
「私は社会のお役に立てる能力がある!」というポジティブな
自己概念や
「みんないい人!素敵!」のようなポジティブな世界像は、
書かれていない。なぜだろう?そんなにみんなネガティブなの?
そう不思議に思っていたのだ。

それと、この「ギブス」がつながった。
そうか。本当の傷ついた「セルフ」を守るための「ギブス」が
性格、ライフスタイルだったとしたら、それはネガティブに
なるよね。

でも、それは、本当の「セルフ」じゃない。
本当のあなたでも、本当の僕でもない。
傷つきやすい「セルフ」を守るための「ギブス」なんだ。
そうわかって腑に落ちた。

そのギブスの下にある、本当の僕たちの「セルフ」は
もっと、優しくて、柔らかくて素敵だ。
(アドラー心理学で考える共同体感覚。生得的な可能性の
 ようなものか?)

それは、
「真の高潔さ、愛、真正、創造性、理解、導き、喜び、力、
そして落ち着き」(同書P69)なのだという。

だから、僕たちは、自分を守るギブスでしかない性格を自分
自身と思わないこと。性格と一体化し過ぎないこと。それを
捨てる必要はないけど、柔らかくして、セルフに統合していく
こと。自分を守るギブスに執着しないことが大切だと思った。

そうか。そうか。そういうことか。

ということで、勝手にとっても納得したので、皆さんに
気づきをシェアです。必要としている方に届くといいな。

(ご注意)

あ、本来は、別な思想やシステムは混ぜてはいけないのですが
僕の私的な気づきなのでご勘弁を。

エニアグラムとアドラー心理学はまったく別物でそれぞれに
異なる基本前提を持っており、システムとして閉じている。
だから、本来は二つを混ぜたり、比較はできません。念のために。
(セルフという概念自体がユングによる精神内界論であり
 アドラー心理学の基本前提である社会統合論に矛盾しますしね)

でもね。 
「最も私的な体験は、もっとも普遍的な体験である」

このセリフもユング先生、だったかな。そう思うからね。

だから、矛盾するけど配信します。
ご容赦を。誰に言っているんだろう?オレ。



編集後記

本メルマガの最後に言い訳みたく、システム論みたいなことを
書きました。なんか、誰かに叱られそうで、その言い訳です。

でも、それって、僕の本当の課題じゃない。
本当の課題は、僕が誰かの役に立てるかどうか、ってこと。

誰かに叱られないように、誰かにバカにされないように、って
本当は僕が作りだした、言い訳であり、ニセの課題です。

これ、メイン・テントとサイド・ショーって呼ぶんだって。
時々、メイン・テントを忘れて、サイド・ショーばっかり
やっちゃう自分に気づきます。

今度この話でまたメルマガ書きますね。とりあえず、今日は
これで終わり。

では、また次回をお楽しみに!



企業研修講師、組織人事コンサルタント、
ビジネス書作家、心理カウンセラー
株式会社小倉広事務所
代表 小倉 広


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小倉広メルマガvol.372 「 毎晩、風呂の中で自分を責めるんです 」


vol.372 『 毎晩、風呂の中で自分を責めるんです 』 



【 お知らせ 】地域貢献活動
”生き方を学ぶ古典読書会”人間塾。毎月、東京、関西、名古屋で開催。
参加費無料。会場負担金数百円あり。小倉も(ほぼ)参加しています。

東京  第76回 課題図書『都鄙問答』石田梅岩(致知出版)
    2018年05月26日(13:45-16:45) 中目黒にて
http://kokucheese.com/main/host/人間塾in東京
関西  第76回 課題図書『都鄙問答』石田梅岩(致知出版)
    2018年05月12日(9:30~12:00) 京都にて
http://kokucheese.com/main/host/小倉広_人間塾in関西
名古屋 第76回 課題図書『都鄙問答』石田梅岩(致知出版)
    2018年05月12日(15:00-18:00) 名古屋市伏見にて
http://kokucheese.com/main/host/人間塾in名古屋
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【 お知らせ 】地域貢献活動

小倉広のアドラー心理学お稽古会。毎月末土曜日の人間塾 in東京と
同じ会場にて参加費一部、二部とも千円(両方参加は千五百円)
第一回は即日20名完売にて満席、大好評に終了しました。
第二回は5月21日。中目黒にて、夕方から夜にかけて開催します。

第一部「アドラー心理学へのいざない」エバ・ドライカース 輪読会
第二部 人を育てる アドラー式1 on 1お稽古会(17:15~18:55)
http://kokucheese.com/main/host/小倉広(19:10~20:50)
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エグゼクティブ1on1セッションを4名だけお引き受けしている。

誰もが知っている大企業の経営幹部。
外資系企業日本法人のエグゼクティブ・パートナー。
千名以上の従業員を抱える中堅企業のオーナー社長。
そんな方たちと1対1で1時間弱。お話をうかがう。

明確な目標達成を支援するコーチング的運用になることもあれば、
うまくいかないことへの対処行動を定めるカウンセリングになる
こともある。
そして、時には、人生の三つの課題に共通する「生きづらさ」に
アプローチする心理療法に発展することもある。
まあ、その三つを行ったり来たりすることがほとんどだ。

先日、A社長のお話を伺っているうちに、仕事の後のお風呂の話になった。

「毎日、夜遅く、家に帰って、風呂に入るんです。
 湯船に浸かりながら、今日一日のことを思い出すわけです。
 あー、あれもできなかった。あんなことをしてしまった。
 なんて、自分はダメなんだ。
 もっときちんと頑張らなければならない。
 そう、自分を戒めながら寝床に入るんです」

どこかで聞いたことがある話だと思ったら、以前、別のクライアントから
まったく同じ話を伺ったことを思い出した。しかも、二人。つまり、
同じ話を違う人から聞くのが、これで三回目となるわけだ。

世の中の経営者さんは、自分を責める人がとても多い。

皆さん、責任感が強いのだな。
自分に厳しいのだな。そう思った。

そして、目の前の方の心情を思う。

つらいだろうな。
苦しいだろうな。

おそらく、ベッドに入っても、同じことをくり返すのだろうな。
いい夢は見られそうにないな。
もっと、安心してぐっすり眠っていただきたいな、と。

僕は、質問を投げかける。

「一日のうちで、うまくいったこともたくさんあるはずです。
 しかし、うまくいかなかったことばかりに焦点をあてて
 自分を責める。その目的は何でしょう?」

数秒沈黙した後、A社長は答えた。

「自己防衛、でしょうか?」

「どのような?」

「他の誰かから責められる前に自分で自分を責めるのです。
 『もう、わかっています。反省しています。だから、もう責めないで』
 『自分はきちんと原因分析をして対策を取っています。だから、責めないで』
 誰かに向けて、そう言っている。そんな感じでしょうか」

僕は、目に浮かんだイメージをお伝えする。

「僕には、こんなイメージが目に浮かぶんです。
 湯船に浸かったA社長が、自分で自分を傷つけている様子が。
 手にナイフを持って、自分をぐさりぐさりと刺し、傷つけている。
 自分を守るために。
 『もう、責めないで』そうつぶやいて、自分を傷つけている。
 そんな姿が目に浮かびます」

それを聞いた、A社長は、ひきつったような笑顔を浮かべて、こうつぶやいた。

「バカなことをしていますね。
 そんなくだらないことをしていたのか。自分は」

僕は、思ったままをお伝えする。

「A社長は、とても責任感がお強いのですね。
 いつも高い目標を掲げて、ずっと努力してこられたのですね。
 そのお陰で、ここまで会社が大きくなり、
 たくさんの従業員とその家族を背負ってこられた。
 頑張り屋さんなのですね」

そして、続けた。

「どうしましょうか?これから。
お風呂で、これからも、自分をナイフで刺しますか?」

A社長は、今度はすっきりとした表情で笑いながらこう約束をしてくれた。

「いえ。ばからしくなったので、もうやめます。
 今日一日、できたこと。うまくいったことを思い浮かべて、自分に伝えます。
 『中々、頑張ったじゃないか。精一杯やったじゃないか』そう言ってみます」

自分を責め、鞭打ちながら頑張るネガティブ・エンジンでも人は頑張れる。
しかし、それはしんどい道だ。どこかで体や心が壊れてしまうかもしれない。

もう一つの道は、自分を認め、勇気づけながら、ポジティブ・エンジンで
自分を動かす道だ。楽しみながら、ついついものごとをやり遂げてしまう。

僕にできるのは、二つ、道がある、ということに気づいてもらうことだ。
A社長は、前者しか知らなかった。
しかし、後者の道があることを知って、そちらを試してみると言ってくれた。

さて、どのような変化が訪れただろうか?

次回の1on1でお話の続きをうかがうのが楽しみだ。



編集後記

またまた、無断で2週間ほどメルマガをお休みしてしまいました。
今日こそは書こう。明日はなんとか。そう思いながら思い通りに終わらない
仕事の締め切りに終われ、気がつけば未発行で二週間も経ってしまったのです。
ごめんなさい、でした。

本来は時間がたっぷりあるはずだった四月が、怒濤のような仕事の波に
飲み込まれ、ようやく一息ついたと思ったら、もうゴールデン・ウイーク。
この連休は、四月に書くはずだった新刊の原稿の執筆に追われて、
終日デスクにへばりつく毎日です。

でも、結構、楽しいんですね。それが。書くのも楽しいし。本や講演を通じて
誰かのお役に立てるのが。だから、まあ、楽しくデスクにへばりついています。
みんなそれぞれのゴールデン・ウイーク。大切な時間を大切なことに使って下さいね。
大切な時間を大切でないことに使うよりも、きっとその方がいいですね。

では、また次回をお楽しみに!



企業研修講師、組織人事コンサルタント、
ビジネス書作家、心理カウンセラー
株式会社小倉広事務所
代表 小倉 広


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小倉広メルマガvol.371 「 コミュニケーション、なめんなよ 」


vol.371 『 コミュニケーション、なめんなよ 』 



【 お知らせ 】地域貢献活動
”生き方を学ぶ古典読書会”人間塾。毎月、東京、関西、名古屋で開催。
参加費無料。会場負担金数百円あり。小倉も(ほぼ)参加しています。

東京  第75回 課題図書『超訳 報徳記』二宮尊徳 (致知出版)
    2018年04月21日(13:45-16:45) 中目黒にて
http://kokucheese.com/main/host/人間塾in東京
関西  第76回 課題図書『都鄙問答』石田梅岩(致知出版)
    2018年05月12日(14:00~17:00) 京都にて
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名古屋 第76回 課題図書『都鄙問答』石田梅岩(致知出版)
    2018年05月12日(10:00~13:00) 伏見にて
http://kokucheese.com/main/host/人間塾in名古屋
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【 お知らせ 】地域貢献活動

小倉広のアドラー心理学お稽古会。毎月末土曜日の午前中、人間塾 in
東京と同じ会場にて参加費一部、二部とも千円(両方参加は千五百円)
第一回(4月21日)は即日20名完売にて満席キャンセル待ち。

第一部「アドラー心理学へのいざない」エバ・ドライカース 輪読会
第二部 アドラー式1 on 1お稽古会
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例えば、ど素人がショパンを弾けるようになるために、何回くらいお稽古が
必要だろうか?

例えば、ど素人がフィギュアスケートで3回転ジャンプを飛べるようになる
ために、どれくらいの練習が必要だろうか?

百回では足りるわけがない。おそらく、千回、万回のお稽古が必要だろう。

コミュニケーションだって同じこと。
これまでのコミュニケーションを変えるためには、百回のお稽古でも足りない
くらいだ。

なのに、なぜか、コミュニケーションは「軽く」見られる。

1度や2度のお稽古(研修)で。もしくは本を読んだだけで、できるようになる、
と勘違いしている経営者や管理者、人事部がほとんどだ。

失礼ながら、ちょっとお下品な言葉を使います。

「コミュニケーション、なめんなよ」

だから、僕は、百回、千回のお稽古ができるように、お稽古会を始めることに
した。

来てほしい方は、次のような方だ。

●僕が年間100回程度行っている企業研修、セミナーを受講した方
 *半日や1日の研修やセミナー受けただけでは、できるわけがありません
●僕のビジネス書を読んでくれた方
●僕のメルマガをご覧になっている方で学びたい、お稽古したいという方
 *本やメルマガを読んだだけで、できるようになるわけがありません

そんな方に集まってもらいたくて、継続的なお稽古会の場を作りました。

受講費、なんと、千円。僕の通常のセミナーは2~5万円ですから、ケタが
一つ少ないお値段です。なぜならば、これは社会貢献でやろうと思っている
からです。そして、サラリーマンがお小遣いで来られるように。そんな思い
でこの会を始めました。

しかーし、ごめんなさい。第一回は既に即日完売。受付開始3時間で20名
が満席となりました。おそらく二回目以降は落ち着いてくるんじゃないかな、
と思います。興味がある方は、ぜひお稽古にいらして下さい。

ちなみに、百回、千回、いらっしゃらなくても大丈夫です。
10回、20回来れば、自分でお稽古する方法を身につけられるでしょう。

後は、自宅で家族と共に、もしくは、会社で同僚、上司、部下を相手に、
お稽古を繰り返すのです。いわゆる自主トレです。
そうすれば、すぐに千回、万回のお稽古ができるようになるでしょう。


ベースになるのは、アドラー心理学の一対一のカウンセリング技法です。
それを職場でも使えるように。トレーニングを積んだことのない素人さんでも
使えるように、単純化して削ぎ落として体系化しました。

名づけて、「人を育てる (アドラー式)1 on 1 」お稽古会

正式には、アドラー心理学の技法以外も半分近く混じっているから、アドラーの
名前を出すかどうかは、迷うところです。僕的には敬意と謝意を込めて入れてみた
んだけど、嫌がる方もいるだろうなぁ(いろいろな方面で)。

まあ、スクラップ&ビルドで改良、改変しながら、ユルユルと続けていきたいと
思います。

そういえば、もう一つの社会貢献活動である、「人間力を高める 古典に学ぶ読書会
人間塾」はお陰様で7年目。毎月開催で第76回まで来ました。もうすぐ100回。
感慨深いなぁ。この「1 on 1 お稽古会」も続けていきたいなぁ。

人間塾と同じように。

なによりも、一番、僕が学びたいのだから。

あ、話がそれました。
もう一回、言いますね。

コミュニケーション、なめんなよ。

みんなでお稽古して、平和に、幸せに暮らしていきたいですね。


〇 人を育てる(アドラー式)1 on 1 お稽古会
http://kokucheese.com/main/host/小倉広

〇 人間力を高める 古典に学ぶ読書会 人間塾 in 東京
http://kokucheese.com/main/host/人間塾in東京

〇 人間力を高める 古典に学ぶ読書会 人間塾 in 名古屋
http://kokucheese.com/main/host/人間塾in名古屋

〇 人間力を高める 古典に学ぶ読書会 人間塾 in 関西
http://kokucheese.com/main/host/小倉広_人間塾in関西/


編集後記
鎌倉でのんびりと海を眺めながらのんびり散歩する生活を離れ、
「よし! もっと仕事をするぞ! 仕事を通じて社会にお役立ちだ! 」
と、東京は渋谷区に戻ってきた僕たち家族。

そんな意気込みが神様に伝わったのか、どこからともなく
見ず知らずの方から、ザクザクと仕事の依頼が押し寄せてきて、
気がつけば、昨年の倍近いペースで仕事が埋まってきました。

講演、研修は当然のこと。コンサルティングの依頼や、
有識者会議でコメントを求められたり、顧問の立場で企業を
見たほしいという依頼だったり。新しい仕事がどんどん来るのです。

もちろん、本の執筆、雑誌の取材、連載は引き続き、切れ間なく
依頼をいただいています。

妻と二人で「何が起きているんだろうね?」と毎日、不思議
に思いながらしゃべっています。なにしろ、メルマガを読んでいない
はずの方から、ほぼ毎日切れ目なく仕事の依頼が来るのですから。

望んだ通りなので、「よっしゃ、やったるで」となるべく、お断り
しないようにしています。身体を壊さない程度に、仕事を通じて
社会にお役立ちをしようと思います。

では、また次回をお楽しみに!



企業研修講師、組織人事コンサルタント、
ビジネス書作家、心理カウンセラー
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代表 小倉 広


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小倉広メルマガvol.370 「 どのフィクションを信じますか? 」


vol.370 『 どのフィクションを信じますか? 』 



【 お知らせ 】地域貢献活動
”生き方を学ぶ古典読書会”人間塾。毎月、東京、関西、名古屋で開催。
参加費無料。会場負担金数百円あり。小倉も(ほぼ)参加しています。

東京  第75回 課題図書『超訳 報徳記』二宮尊徳 (致知出版)
    2018年04月21日(13:45-16:45) 中目黒にて
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関西  第75回 課題図書『超訳 報徳記』二宮尊徳 (致知出版)
    2018年04月07日(14:00~17:00) 神戸にて
http://kokucheese.com/main/host/小倉広_人間塾in関西
名古屋 第75回 課題図書『超訳 報徳記』二宮尊徳 (致知出版)
    2018年04月07日(10:00~13:00) 伏見にて
http://kokucheese.com/main/host/人間塾in名古屋
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【 お知らせ 】地域貢献活動

小倉広のアドラー心理学お稽古会。毎月末土曜日の午前中、人間塾 in
東京と同じ会場にて参加費一部、二部とも千円(両方参加は千五百円)
第一回(4月21日)は即日20名完売にて満席キャンセル待ち。

第一部「アドラー心理学へのいざない」エバ・ドライカース 輪読会
第二部 アドラー式1 on 1お稽古会
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「目の前の人があなたに向かって水をこぼしました。
あなたは怒って『何をする!』と怒鳴りました。
あなたが怒ったのは、水をかけられたという『原因』が
 あるからではありません。

相手を思い通りに支配するという『目的』があって
あなたは、怒りを作り出し、使ったのです」

アドラー心理学で目的論を語る時の常套句だ。

それを聞いて、研修講師の友人が「うーん!」と考え込んだ。

「本当にそうなのかな?」
「そんな気もするし、違う気もするぞ!?」
「やっぱり原因が大きいんじゃないかな?
確かに目的もあるにはあるけど・・・・・・。うーん、どっちが正解?」

はい、はい。僕も同じ罠に落ちました。どちらが正しいのか?と。

しかし、アドラー先生はそこもきちんと考えておられるのです。
心の中は、目にみえない。だから、確かめようがない。
だったら、考えるだけ無駄である。
どちらが正しいか、を考えることに意味がないのだ。

そういう意味では。フロイトの「エス、自我、超自我」だって、
確かめられないし、

ユングの「原型・アーキタイプ」や「集合的無意識」だって
確かめることは不可能だ。

じゃあ、どうするのか?

正しいか、正しくないか、がわからないままで、
それを採用してもいいものなのか?

はい。いいんです。

役に立つと思えば使えばいい。
役に立たないなら使わなければいい。
それだけです。

そう、アドラー先生はおっしゃいました。

有益 Useful か、無益 Useless か。
それで決めればいいのですね。

正しいか、正しくないか、という議論は、
それこそ無益なわけです。

で、アドラー心理学の「目的論」は「原因論」
よりも有益だ、と思う心理療法家が多かったのですね。

その「目的論」的なアプローチは家族療法やブリーフセラピー、
そして、ナラティブへと続き、現在へと脈々と続いているのです。

もっと言うならば、このような
「正しいかどうかは関係ない」という考え方は、心理学に留まりません。

例えば

「超えられない壁はない。神様は超えられる壁しか与えない」

とか

「体の弱い子どもは、家族のつらさをすべて引き受けてくれているんだ」

とか

「赤ちゃんは、親を選んで生まれて来た」

とか。

無限にある教訓めいた話や、
スピリチュアルめいた話も同じことだと僕は考えています。

それが、正しいかどうか、は誰も、検証できない。
だったなら、
「いいなぁ、それ」と思ったら、割り切って、信じて使えばいい。
そう、思っているのです。

正しいか、正しくないか。
僕にとって、それは、
あまりというか、まったくというか、重要ではない。

という、フィクションを僕は採用しているのです。



編集後記
あたふた、あたふたと、毎日が過ぎていきます。
ゆっくり温泉でも行きたいな、と思います。

お腹が空くから、ご飯がおいしい。
忙しいから、温泉が恋しい。

あ、韻は踏んでいるけど、意味が違うか。
仕事がある、ことは、社会のお役に立つこと。
そんな風なフィクションを採用して、今日も
楽しく、あたふたしています。

皆さんは、どんなフィクションを採用していますか?

では、また次回をお楽しみに!



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小倉広メルマガvol.369 「 びりっ子だからこそ、役に立っている 」


vol.369 『 びりっ子だからこそ、役に立っている 』 



【 お知らせ 】地域貢献活動
”生き方を学ぶ古典読書会”人間塾。毎月、東京、関西、名古屋で開催。
参加費無料。会場負担金数百円あり。小倉も(ほぼ)参加しています。

東京  第74回 課題図書『レヴィ=ストロース入門』(ちくま新書)
    2018年03月31日(13:45-16:45) 中目黒にて
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関西  第75回 課題図書『超訳 報徳記』二宮尊徳 (致知出版)
    2018年04月07日(14:00~17:00) 神戸にて
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名古屋 第75回 課題図書『超訳 報徳記』二宮尊徳 (致知出版)
    2018年04月07日(10:00~13:00) 伏見にて
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【 お知らせ 】地域貢献活動

小倉広のアドラー心理学お稽古会。毎月末土曜日の午前中、人間塾 in
東京と同じ会場にて参加費一部、二部とも千円(両方参加は千五百円)
第一回(4月21日)は即日20名完売にて満席キャンセル待ち。

第一部「アドラー心理学へのいざない」エバ・ドライカース 輪読会
第二部 アドラー式1 on 1お稽古会
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僕が主催している、地域貢献のボランティア活動、生き方を学ぶ古典
読書会「人間塾」で、数年前に課題図書として指定した名著がある。

「10代の君たちへ 自分を育てるのは自分」東井義雄著 致知出版社

兵庫県の山奥にある檀家10数名という潰れそうなお寺の息子として
生まれ、生涯教師として小学生の指導に携わられた東井先生の名著だ。

全編、涙なしには読めない名作エッセイがずらりと並ぶが、僕の心に
深く残り、最近も何度も反芻した箇所があるので皆さんにご紹介したい。

それは東井先生がまだ師範学校の生徒だった頃の思い出だ。何か運動部
に入れ、とのことだが、ぶきっちょでどこからも断られた、のだという。
球技はどれも不合格。最後の最後に陸上部へ行かされ、100mを走っても
びり。「おまえ何もあかんな。辛抱強く粘れるくらい粘れるか」と問われ
「へぇ」と答えたら「それじゃあ、マラソン部へ入れてやる」と。

東井先生はそれから、四年間努力を続けられたが、それでもびりっ子から
一度も逃れることはできなかったという。

毎日毎日、びりで走りながら、東井先生はある日気がついた。

(以下、引用)

 僕がびりっ子をとらなんでみい、
 誰かがこのみじめな思いをせねばならぬ。
 それを僕が引き受けているのだと気がつくと、
 世の中がパッと明るくなりました。
 私も役に立てるぞという発見はうれしかったです。

(以上 引用おわり ~世界一のびりっ子 より~)

僕は、このエピソードをよく思い出す。
なぜならば、仕事の場面で、学びの場面で、プライベートで、
繰り返し、僕も自分が「びりっ子」だなぁ、と落ちこみかける
ことが多い、からだ。

そんな時、東井先生を思い出す。すると、力が戻ってくる。
びりっ子の僕でも、誰かのお役に立てているに違いない。
そう思えるからだ。

同様に、僕以外のびりっ子を見かけた時にこう思う。
「あぁ。彼(女)は、こうやって一身にみじめな思いを引き受けて
 他の誰かがみじめな思いをしないようにしてくれているんだなぁ」
そう思うと、イライラがすっと静かに収まっていくのだ。

びりっ子だって、お役に立っている。
みんな、誰もが、お役に立っている。

それに気づくか、気づかないか、だけのこと。
僕は、気づける人でありたい。そんな風に思っている。


編集後記

またまた、メルマガ発刊の間が空いてしまいました。少し仕事が
忙しくなるともう、ダメです。辛抱が足らんなぁ。いかん、いかん。

気がつけば花見のシーズンも終わり、今日の東京は半袖Tシャツで
ちょうどいいくらいの陽気です。毎年、桜を見る度に、新卒で入社
したリクルートの入社式を思い出します。

バブル真っ盛り。武道館のアリーナ席に座って、先輩たちが取り囲む
ように2階席に座っていた光景が甦ります。あの日も桜で一杯でした。
気がつけば、よちよち歩きの新入社員の小僧っこだった僕が、50冊
近くも本を書いたり、年間100回講演をしたり。あの頃には想像すら
つかなかった仕事をしています。

「思えば遠くへ来たもんだ」。そんな言葉が浮かんで来ました。

さてさて、どこまで漂うのか。春はもの思いにちょうど良いシーズンです。

では、次回もお楽しみに!




企業研修講師、組織人事コンサルタント、
ビジネス書作家、心理カウンセラー
株式会社小倉広事務所
代表 小倉 広


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http://www.ogurahiroshi.net/

小倉広メルマガ【 号外号 】小倉広のアドラー心理学お稽古会。本日12:00受付開始(先着20名)


【 お知らせ 】
「小倉広のアドラー心理学お稽古会」3/19(月)受付開始
第一回 4月21日(土) *20名程度先着順
一部二部のいずれかに参加の場合千円、両方参加の場合千五百円

第一部:アドラー心理学書籍・輪読会  9:15~10:55
第二部:アドラー式1 on 1お稽古会  11:10~12:50
——————————————————————————
【 お知らせ 】
”生き方を学ぶ古典読書会”人間塾。毎月、東京、関西、名古屋で開催。
参加費無料。会場負担金数百円あり。小倉も(ほぼ)参加しています。

東京  第74回 課題図書『レヴィ=ストロース入門』(ちくま新書)
    2018年03月31日(13:45-16:45) 中目黒にて
http://kokucheese.com/main/host/人間塾in東京
関西  第75回 課題図書『超訳 報徳記』二宮尊徳 (致知出版)
    2018年04月07日(14:00~17:00) 神戸にて
http://kokucheese.com/main/host/小倉広_人間塾in関西/
名古屋 第75回 課題図書『超訳 報徳記』二宮尊徳 (致知出版)
    2018年04月07日(10:00~13:00) 伏見にて
http://kokucheese.com/main/host/人間塾in名古屋
——————————————————————————
   【 お知らせ 】3月19日(月)受付開始予定。先着20名。

小倉広の「アドラー心理学お稽古会」始めます。

参加費お一人千円にて毎月月末の土曜日午前中にアドラー心理学
のお稽古会を開催します。アドラー心理学は一度学んだだけでは
実践できません。くり返し「お稽古」しなければ身につきません。
主催者の小倉自身も学び続けるために安価で継続的な場を作ります。
第一回 4月21日(土)*GWのため1W繰り上げ開催

第一部:アドラー心理学書籍輪読会  9:15~10:55
第二部:アドラー式1 on 1お稽古会 11:10~12:50

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「冷やし中華、始めました」

あ、間違えた。

「アドラー心理学お稽古会、始めました」

本日、12:00から下記こくちーずにて受付開始です。
先着20名です。
同業の講師、カウンセラーの方は、
ご遠慮いただくよう御願い致します。

http://kokucheese.com/main/host/小倉広

第一部 アドラー心理学書籍輪読会
「アドラー心理学へのいざない」
エヴァ・ドライカース・ファガーソン著 大竹優子・河内博子訳
日本アドラー心理学会にて購入できます。

http://adler.cside.ne.jp

第二部 アドラー式「人を育てる1 on 1」お稽古会

の二部構成。どちらか一方だけの参加は千円。両方参加は千五百円。
お財布に優しい、ほぼほぼ非営利(会場費と運営費に充当)で
運営して参ります。

冷やし中華と間違えるほどですので、ゆるーくやっていきます。
質問されても「うーん、僕もわからんなぁ」ということも
多々あるでしょう。

内容も、これから考えます。試行錯誤しながら変えていきます。
あんまりキチンとしていません。それでも、僕と一緒に学びたい
という仲間がいれば、ぜひお越し下さい。
あ、ちなみに僕は先生ではなく、共に学ぶ受講者の一人です。
一応、会の進行やファシリテートみたいなことはやります。

本お稽古会の目的は、以下です。
(公式的な目的)
アドラー心理学を日常生活(家庭、職場など)で
より良く実践できるようになる。
それにより、私たち自身が協力的に行動することが増えていき、
結果として、協力的な社会づくりの一助となる。

(ちょっとゆるい本音含みの目的)
主催者の小倉広がもっともっとアドラー心理学を学び、
経験を増やしたい。
できれば気の合う(僕のメルマガを愛読してくれている)仲間たちと
共に学びたい。誰と学ぶか?って、とっても大切だからね。

小倉の仕事である研修講師で伝えることには限界がある。
二時間や三時間参加してもらっても学んだことを実践できる
はずもない。だから、僕が年間100回ほどやっている
企業研修、講演に参加した人に継続的学びの場、実践できるように
なるためのお稽古の場を作りたいと思っていました。
だから、僕の研修、講演参加者さんが来てくれると、
とても小倉が喜びます。

アドラー心理学は本来、子育て、児童教育、そして治療のための
心理療法として体系化されています。僕は、それをビジネス現場で
応用できるようにしたい、と考えています。
しかし、ビジネス現場で利用するには、いくつかの条件が必要ですし、
それ(体系化)を行っている人は、どうやらいないようです。

いくつかの条件とは、相談的枠組と呼ばれる
「教える人、教えられる人相互の合意」だったり、
ルドルフ・ドライカースが提唱している良好な対人関係のための
4条件だったり、です。

じゃあ、それを前提にすればできるじゃないか。ビジネス現場で
育成やコミュニケーションで困っている人、たくさんいるぞ。
そこを見捨てるのはおかしいよね。

「誰もやってないのか? ならば、僕がやってみようじゃないか」
と思っています。本来は心理療法や児童教育で使われている技法や
理論をビジネス現場用にアレンジして、体系を完成させてみたい。
仲間たちと試行錯誤しながら、アドラー心理学をビジネスで
応用する人材育成の技法としてパッケージ化してみたい。
実践と実験を繰り返し、社会のお役に立ちたい。
その実験工房の場としたい。それが僕の、ゆるい本音含みの思いです。

まあ、長々書きましたが、興味のある方、志に共感いただける方、
僕のメルマガをご愛読いただいている方を仲間と思い、
ゆるーくやっていきたいと思います。ご参加をお待ちしています。

4月から当面は毎月やっていくつもりです。これまで75回、
通算6年以上毎月運営してきた人間塾という読書会と同じ日に、
同じ会場で行います(東京のみ)。
ですので、ご興味があれば、アドラー心理学お稽古会に続いて、
午後は人間塾に参加、と学びのハシゴを楽しまれてもいいかもしれません。
こちらも参加費はわずか数百円、ボランティア活動です。

なお、「ゆるーく、などとは、けしからん!」
もしくは「もっときちんと体系的に学びたい!」という方には、
以下をお勧めします。僕自身が学んで来て、これからもお世話に
なって学び続けるであろう、二つの団体です。

◎有限会社 ヒューマン・ギルド 東京都新宿区
https://www.hgld.co.jp

◎アドラーギルド 滋賀県大津市
http://adler.cside.com

会場でお目にかかることを楽しみにしています。



企業研修講師、講演家、ビジネス書作家、心理カウンセラー
株式会社小倉広事務所
代表取締役 小倉広 Hiroshi Ogura

□ビジネスで活かすアドラー心理学
小倉広事務所では、アドラー心理学をビジネスで活用するための
講演、企業研修を数多く行っています。
http://www.ogurahiroshi.net/adler-for-business/

小倉広メルマガvol.368 「 得意を捨てるな 」


vol.368 『 得意を捨てるな 』 



【 お知らせ 】
「小倉広のアドラー心理学お稽古会」3/19(月)受付開始
第一回 4月21日(土) *20名程度先着順
一部二部のいずれかに参加の場合千円、両方参加の場合千五百円

第一部:アドラー心理学書籍・輪読会  9:15~10:55
第二部:アドラー式1 on 1お稽古会  11:10~12:50
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【 お知らせ 】
”生き方を学ぶ古典読書会”人間塾。毎月、東京、関西、名古屋で開催。
参加費無料。会場負担金数百円あり。小倉も(ほぼ)参加しています。

東京  第74回 課題図書『レヴィ=ストロース入門』(ちくま新書)
    2018年03月31日(13:45-16:45) 中目黒にて
http://kokucheese.com/main/host/人間塾in東京
関西  第75回 課題図書『超訳 報徳記』二宮尊徳 (致知出版)
    2018年04月07日(14:00~17:00) 神戸にて
http://kokucheese.com/main/host/小倉広_人間塾in関西/
名古屋 第75回 課題図書『超訳 報徳記』二宮尊徳 (致知出版)
    2018年04月07日(10:00~13:00) 伏見にて
http://kokucheese.com/main/host/人間塾in名古屋
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告白します。

僕、得意なことを捨てようとしていました。

具体的に言うならば、
研修講師の仕事と、ビジネス書を書く仕事です。

きっと、どちらも、得意なはずです。
でも、真剣に、捨てようとしていました。

現状を否定すること。新たなチャレンジをすること。
それが成長であり、進化であり、かっこいいと思っていたからです。

具体的には、昨年一年間で、研修講師の仕事をずいぶん減らしました。
年間で何十本という仕事をお断りしました。

ビジネス書の依頼をお断りしました。
特にスキル系。僕じゃなくても、書ける人、たくさんいるでしょ。
スキル系を書くのが上手な他の先生に御願いして下さい。
そう言って、出版社さんにお断りをしていました。

前言撤回します。

ごめんなさい。

やっぱり、僕、捨てるの、やめました。

得意を捨ててまで、新たにチャレンジしたかったこと、
今も胸の中にあるけれど、それはそれ。

今現在、ご縁をいただいた、僕が社会から求められている仕事に
まずは、全力を尽くします。
期待されていることに応え、期待を越える事を追求します。

きっと、僕が得意であろう、
研修講師の仕事と、ビジネス書を書く仕事を
精一杯きちんとやり続けよう。そう思えるようになりました。
(おいおい、今さらかよ!とセルフ突っ込み)

得意なことを捨ててみて、(捨てようと試みてみて)
ある重要なことに気づきました。

「俺、勇気がくじかれている・・・・・・」と。

勇気とは、「自分には能力がある。周囲の人は仲間である」という感覚です。
これがあれば、困難にも協力的にチャレンジができます。活力となるのです。
しかし、これがないと、困難にチャレンジできません。逃げ出したくなるのです。

なにしろ、「自分には能力がない。周囲の人は仲間ではなく敵だ」。
そんな状態になってしまいますから、チャレンジなどできっこないのです。

僕は、これまで社会から求められてきた、得意なことである研修講師という仕事と、
ビジネス書作家という仕事を続けることで、たくさん、勇気をいただいてきました。

「自分には能力がある。周囲は仲間だ」という感覚です。

そして、自信を持つことで「よし、次のことにチャレンジしよう!」と
活力を手にしてきました。

しかし、「次のことにチャレンジ」する際に、
この大切な宝物、
得意な仕事を捨てようとしてしまったのです。

もう、企業研修は減らしていこう、と。
もう、ビジネス書を書くのをやめよう、と。

そうしたら、みるみる、勇気がくじかれていきました。
(なにしろ、得意をやめたので、社会への貢献感がぐっと減ってしまったのです)
「新しいチャレンジ」への活力までしぼんでいってしまったのです。

ようやく僕は気づきました。

新たなチャレンジは、
今やっている得意なことを続けながらするべきだったんだ、と。

他の人はよくわからないけど、僕の場合は、それがいい方法だったんだ、と。

そして、僕は今年から、たくさん仕事をしよう、と
鎌倉の地を離れ、東京へ再び戻ってきました。

「社会から求められることを頑張ろう。自分の得意なことをやろう」

「それが天分であり使命だ。それを受け容れよう」

「新たなチャレンジは、得意をやりながら、その上に築き上げていこう」

そう考え直すことにしたのです。

得意なことに全力を注ぐと、ぐんぐん勇気が増えていきます。
すると、新しいことへのチャレンジもできそうな気がしてきます。

新たなチャレンジは、今やっている得意なことをやりながらすべきだ。

得意を捨てるな。

また一つ、自分の体験から、教訓を得ることができました。
一生、成長の途中です。


編集後記

外食もしますが、自宅で料理をする楽しさにはまっています。
それと共に、キッチンまわりの小道具を買い揃えて、楽しんでいます。

最近のヒットは、Amazonで見つけた
水切りざるとボウルが一つになった優れもの。
片方に傾けると、底に水がたまってボウルになり、
逆に傾けるとざるの編目から水がこぼれる、というものです。

僕は毎朝、サラダを食べているので、ブロッコリをゆでるのが日課です。
その際に、ゆでた熱々のブロッコリをボウルに入れて水で冷まし、
その後、ざるに移して水を切る。これを2~3回繰り返していたのです。

それが1つのボウルでできるようになりました。
これは、優れもの!レビューの点数が高いのがよくわかる。

ブロッコリをゆでるだけでなく、お米をとぐ時や、うどんやそばを冷やす
時にも便利そうです。心はすっかり専業主婦。

では、また次回をお楽しみに!

質を落とさずに。



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小倉広メルマガvol.367 「 エビデンス?」


vol.367 『 エビデンス?』 



アドラー心理学に関する講演依頼を数多くいただいている。

終了後のアンケートを見ると、
「目からうろこでした」
「驚くような内容でしたが、確かに納得がいくことばかりでした」
「まずは実行してみたい。できるところからやってみたい」

などのポジティブな感想がほとんどであった。
その中に混じって、たった一枚だけ、一際、目を引く内容があった。

●満足度
5段階中1点(最低点)

●コメント
いくら心理学とはいえ、エビデンスがないものは評価できない。
使えない。

以上、だ。
*注 エビデンス Evidence 臨床医学などにおける科学的根拠のこと
なるほど・・・・・・。

僕の感想は、こうだ。

「そういう考え方もありますよね。
 どうぞ、どうぞ。そのままのお考えで、どうぞ」

ご自身の信じる道を進まれればいいですね。
それが率直な第一印象だった。

別に腹も立たなければ、落込みもしない。
人それぞれ、十人十色の感じ方があっていい。
違うって素敵だ。

でもね、ちょっとだけお伝えしたいこともあるな、と思った。

「いやぁ、もしも、もしもですよ。
 お耳を貸していただけるならば、お伝えしたいことが
 あるっちゃあ、あるんですがね」

そんな風に、落語風の江戸弁でお節介を焼きたくなったのだ。

「ものごとを判断する時にはですね、
 『正しいか、正しくない』で判断する方法の他にですね
 『役に立つか(Useful)か、立たないか(Useless)』
 で判断する、という方法もあるんですよ。
 なぜならば、エビデンスのない理論なんて山ほどあるからです。
 それを全部無視してしまうのはもったいなくないですか?
 だって、人の心の中なんて、エビデンスのないことだらけなんですよ」
 そんなことだ。

「正しいか、どうか」はわからないけれども、
「役に立ちそう」だったら、やってみる。

そして、実際に役に立ったら、もっと使ってみる。

そんな視点もありますよ。そう、耳打ちをしてみたいと思ったのだ。

「エビデンスは、どうなっているのかね?」

カッコ良さげで、頭が良さげな、この言葉。
使ってみたい気持ちは、よーく、わかるんだけどね。


編集後記

二週間お休みしていたので、二日続けて書いてみました。
来週も、このペースで続けたいなぁ。
質を落とさずに。

では、また次回をお楽しみに!




株式会社小倉広事務所
代表 小倉 広

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小倉広メルマガvol.366 「流れに逆らわない」


vol.366 『 流れに逆らわない 』 



マージャンが好きだ。
高校生の時は教室にいた時間よりも、卓を囲んでいた時間
の方が長い。

本当に強い人は、技術もさることながら、流れを読むのに
長けている。

どんなに素晴らしいチャンスが訪れても、ツキの流れが
悪い時は深追いしない。撤退を怖れず、サッとあきらめる。

逆に、ここぞ!というツキの流れが来た時は、一気に攻める。
危険を冒して、前に進む。

これを出来る人が、本当に強い人だ。

弱い人は、この逆をやる。

負けが込んだ時、悪い流れに逆らってギャンブルに出る。

ツキの波が来ているのに、リスクを冒すことができない。
流れを読まずに、慎重に恐る恐るゆっくり進むのだ。
そして、運命の女神を逃してしまう。もう波は、そこにない。

これは、マージャンだけでなく、
仕事も、プライベートも同じだと思う。

僕は、マージャンはまぁまぁ強い方だ。
流れを読み、上記を守れる時は相当に強い。
しかし、上記に逆らう時は、まあ、負ける。

基礎となる技術は中の上くらいなので、
後は、上記ができるかどうか。流れを読み、流れに乗る
ことができるかどうか、が、すべてだ。

仕事とプライベートだって、きっと同じだ。

基礎となる技量さえ中の上レベルにあれば、
後は、流れに乗るかどうかが、むしろ重要だ。
僕自身の人生を振り返ると、まさにその通りだと実感する。

うまく波を見極めて、それに逆らわずにやった時は
たいがい、うまくいってきた。

流れに逆らった時は、手痛いしっぺ返しを食らってきた。

さて、今の僕はどうだろう。

どうやら、大波、小波が、途切れることなく次々と
押し寄せてきているようだ。

さて、と。
うん。大丈夫。
もう、恐くない。さあ、前へ。



編集後記

二週間ほど、メルマガを無断でお休みしてしまいました。
一週間は、ウイルス性胃炎でダウンしていました。
一週間は、長期出張で余裕なく移動していました。

どちらも「今日こそは、無理してでもメルマガを書こう」
と思いつつ、夕方にあきらめる。それの繰り返しで、
皆さんにご迷惑をおかけしてしまったのです。

これからは、発刊ペースをきちんと守るよう、対策を練って
行きたいと思います。
たくさんあるからです。

無理をせず、発刊ペースを落とすことも考えましたが、
今は前に進む流れだと思います。

毎日の生活の中で見つける、皆さんにお伝えしたい気づきも
たくさんあるので、何とか時間と体力をやりくりして、
発刊を続けたいと思います。

では、また次回をお楽しみに!



株式会社小倉広事務所
代表 小倉 広

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小倉広メルマガvol.365 「チヤホヤされると、淋しくなる」


vol.365 『 チヤホヤされると、淋しくなる 』 



下手に本が売れたり、マスコミにインタビューが掲載される
と、チヤホヤされる機会が増えていく。
最初はそれが嬉しかった。「調子に乗ってはいかんぞ」と自戒
しつつも、「あの有名な小倉先生ですか!?握手して下さい!」
などと言われる度に、恥ずかしながら、にやけてしまったのだ。

しかし、やがて、少しずつわかっていく。
僕の知名度にチヤホヤする人は、僕以上に知名度がある人を
見つけると、すぐにそちらへ飛んでいく。

僕と握手し、写真を撮って、SNSへ投稿すると、それで終わり。
要は、僕の知名度を「消費」しているだけ、だとわかったのだ。

きっと、そういう方々は、僕の本が売れなくなったり、知名度が
なくなれば、僕に見向きもしなくなるだろう。僕の機能価値を
買ってくれるけれど、僕の存在価値には興味がない方々なんだ。

もちろん、それは、当たり前といえば、当たり前のことだ。僕や
僕の著作という経済的商品はそのようにして資本主義社会で存在
していくしかない。でもね、同時に商品ではない生身の人間とし
ての僕、という側面もあるのだよね。

だから、最近は、知名度にチヤホヤされても、本当に嬉しくなく
なった。舞い上がらないどころか、淋しくさえなることさえある。
きっと、僕なんかよりはるかに知名度が高い著名人の方々も、
同じ思いをされてきたのだろうな、と感じている。

そして、知名度など関係なく、僕を、普通の一人の人間として。
52歳の、その辺にいる普通のおっさんとしてつきあってくれる
ことをとても嬉しく思う。一緒に酒を飲んだり、ライブに行ったり、
「ヒロさん、バカじゃないの!?」って突っ込んでくれる友人を
本当にありがたく思う。

本が売れているからつきあう。知名度があるからつきあう。
そんな条件付きの人づきあいではなく、
なんか、あのおっさん、オモロイからまた飲もうか。
そんな裸のつきあいができる友だちがありがたいと思う。

アドラー心理学では、「ほめる」のではなく「勇気づける」ことを
推奨している。

「ほめる」とは「成果」がプラスの時だけ、肯定的に「評価」する、
ことだ。成果がマイナスの時には、絶対にほめない。

「勇気づける」とは「成果」がプラスかマイナスか、に関わらず
相手の存在を無条件に価値がある、と感じ、どのような行動を取って
いても、その動機は善である、と人格(存在価値)を肯定することだ。

チヤホヤするのは、上記の「ほめる」に該当するだろう。思いっきり
条件付きの対応だ。
ただのおっさんとしてつきあうのは、上記の「勇気づけ」に該当する
だろう。ああ、周囲の人々は仲間だな。僕は、そう思えるからだ。

最近は、チヤホヤされることが減ってきたのは、僕の知名度が下がって
いるからかもしれないし、僕がそれを望んでいないことが少しずつ、
伝わるようになったからかもしれない。

そして、何より、僕自身が「成果」や「知名度」なんてない、「素」の
「裸」の自分を認めることができるようになってきたからかもしれない。
僕が、自分で自分自身を勇気づけることができるようになったのかも
しれない。



編集後記


思うところあって、クレジットカードを2枚だけ残して、
すべて解約しました。毎月、百万円以上使って、プラチナカードや
ブラックカードへ「昇格」したものや、永久に飛行機のラウンジに
入る権利がある特別会員付きのカードもすべて処分しました。

残っているのは、プラチナどころか、ゴールドですらない、カラフル
なSUICAカードとATMカード兼用の銀行カードだけです。

これまで、僕の長財布にズラリと並べていた、ブラックやプラチナ、
ゴールドカードが一切なくなって、カードスペースはスカスカの空き
だらけになりました。

ああ、僕は、見栄でカードをズラリと並べていたのだなぁ、とわかり
ました。人前でシルバーやカラフルなカードを使うのが恥ずかしい、
とさえ、思っていたのだと思います。

そんな条件なしで、無条件に生きていく。その覚悟が少しだけできた
のかな、と思っています。まだ、たまに、ホテルのラウンジなどで、
SUICAクレジットを使うとき「恥ずかしい……」と思っちゃう
ことがあるけどね。

では、また次回をお楽しみに!



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