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5月8日配信 アドラー100の言葉 vol.5「こうしているとどうなると思いますか?」

  • 2017年05月08日


(ロンバルディ教授にアレクサンドラ・アドラーが語った出来事)

アレクサンドラ(アルフレッド・アドラーの次女、精神科医)

が若かったときのこと、

ある夜、帰宅が遅くなりました。

そのことで、父のアドラーはいくらか不機嫌になりました。

アドラーは娘に何も言いませんでした。

でも、アレクサンドラが床についたとき、

次のようなメモが枕に置いてあるのを見つけました。

「こうしているとどうなると思いますか?」

ドナルド・N・ロンバルディ博士
ニュージャージー州セトンホール大学心理学教授
「アドラーの思い出」As We Remember Him 創元社
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(解説)
アドラーは、子どもの教育において「叱る」ことを否定しました。

もしも、親が子どもを叱り、信頼関係を損なった後に

親が子どもを援助しようと思っても、子どもはそれを拒絶する、だろう

と言ったのです。

アドラーは、叱るかわりに「親密な話合い」を推奨しました。

そして「どうなるだろう?」「どうすればいいかな?」と

子どもに問いかけ、自分で考えさせました。

たとえ、親や教師が正しいことを指示しても、押しつけである限り、

それは「偽の解決」にしかなりません。

子どもが自分で決意し、自分で行動を起こさない限り、

何も変わらないのです。

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