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4月26日配信 アドラー100の言葉 vol.4

  • 2017年04月26日


もしも、私が

この子供と同じ状況にいて

同じ立場に立てば

同じことをするであろうし

同じ状況では

同じような誤りを犯し

同じ行動の目標を立てるだろうと

共感することができれば

そのことが

私が子供を理解した

ということなのです。

それが出来なければ

あらゆる努力は無駄で

役に立たないものとなり

どうすることもできず

ライフスタイルが

構築されたときに生じた誤りを

見ることもないでしょう。

Aflred Adler

“ Individualpsychologie in der Schule ”
Ficher Taschenbunch Verlag,
1973 ( Original:1929 )
「教育困難な子どもたち」(アルテ)より

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(解説)

アドラー心理学では、共感を重視します。

母親や教師、カウンセラーが、もし相手に共感できなければ、

教育や治療は不可能であるばかりか、

理解することさえできない、というのです。
共感は同情ではありません。共感は同意でもありません。

「相手の立場に立ち、相手の目で見、

相手の耳で聞き、相手の心で感じる」こと。

「もし、私が彼(女)と同じ立場、状況に立ったら、

彼(女)と同じことをし、同じ過ちを犯しただろう」

そう思うことです。

このような「真」の共感が行われて初めて、

母親、教師、カウンセラーが相手と理解しあい、

相互尊敬、相互信頼の関係が築かれ、

治療や教育がスタートするのです。

このステップを性急にはしょることなどは

考えられないのです。

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