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8月7日配信 アドラー100の言葉 vol.27 「目標を変えれば、新しい態度と習慣がすぐに身につく」

  • 2017年08月07日



もしも私が

具体的な目標の選択が良くないと確信できたら、

私の行動を変えることができるだろう。

(中略)

我々が改善できるのは、具体的な目標である。

目標を変えることで、神経症者の習慣と態度も変わるだろう。

もはや古い習慣と態度を必要としない。

そして彼女の新しい目標に適した

新しい習慣と態度がすぐに取って代わるだろう。


アルフレッド・アドラー
Alfred Adler
「人生の意味の心理学」
What Life Should Mean to You
Little, Brown, 1931


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(解説)

これまでに、東京、関西、名古屋で毎月のべ67回開催してきた

私が主宰する人間塾は、生き方に関する古典を読み、議論する読書会です。

当初、私は毎月の課題図書に、孔子、孟子、佐藤一斎らによる儒教を中心に

課題図書を設定しました。儒教の精神は「修己治人」の人間学であり、

「君子かくあるべし」という「仁義礼智信」の五徳を重んじる考え方です。

これまで、このようなことを考える機会のないまま、四十年以上生きてきた

当時の私は、我が身を大いに反省し、儒教的精神を身につけたい、と思いました。

そして、徳を積むべく、日々の生活を改めていきました。

早寝早起き、挨拶、ごみ拾い、掃除、墓参り、礼儀を重んじる生活へと

大きく舵を切ったのです。

現在の私は、比較的早寝ではありますが、睡眠時間を最優先(7時間以上)にし、

夜遅くなった時は、朝遅くまで眠ります。

また、時には、夜遅くまで飲み歩いたり、妻と家で談笑したり、

規律に縛られる生活をやめました。

また、礼儀を重んじるばかりではなく、友人には、あえて甘えて、わがままも

言うようになりました。人から見れば180度変わったように見えるかもしれません。

では、私の何が変わったのでしょうか。

アドラーの言葉を借りるならば「目標」が変わったのです。

折り目正しくきちんとした人間になりたい、という目標から、

自然体で人間らしく、自分にも相手に対しても寛容でありたい、という目標へ

私が目標を変更したのです。

すると、あっという間に、人生の態度、習慣が変わりました。

人が変わるのに、生まれや育ちや遺伝など、過去を変えることはできません。

しかし、目標ならば「今、この一瞬で」変えることが可能です。

そして、目標を変えるや否や、たちまちにして、人生の態度や習慣が

変わっていくのです。

あなたの人生目標は何でしょうか。どんな人間になりたいですか?

「どこから」ではなく「どこへ向かって」と問え。

アドラーの言葉です。

株式会社小倉広事務所 
代表取締役 小倉広 Hiroshi Ogura

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