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7月13日配信 アドラー100の言葉 vol.23「勇気がある人は失敗してもそれほど傷つかない」

  • 2017年07月13日


勇気がある人であれば、

たとえ失敗しても、

それほど傷つくということはない。

しかし、恥ずかしがりの人は

困難が立ちはだかっているのがわかれば、

すぐに人生の有用でない面へと逃避してしまう。

このような子どもたちは、

後の人生で、

神経症になったり、精神病になったりするだろう。



アルフレッド・アドラー
Alfred Adler

「個人心理学講義」
The Science of Living
Doubleday Anchor Books.1969 (Original:1928)

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(解説)

アドラー心理学は別名「勇気の心理学」と呼ばれています。

勇気とは、

(1)「自分には(貢献する)能力があり、価値がある」という感覚

であり、それに伴う

(2)困難を克服する活力

です。

勇気がある人は、たとえ失敗してもそれほど傷つきません。

なぜならば、失敗をしても、

「いつか成功できる」と信じているからです。

そして、失敗をしても、

「周囲の人は自分を非難せず援助してくれる」と

信じているからです。

つまり、勇気がある人とは、ものごとの前提条件として

「自分は(貢献)できる」

「自分は(周囲の人に受け容れてもらえる)価値がある」

と信じているのです。

これは、アドラー心理学で最も大切にしている概念である

「共同体感覚」の一部を含んでいます。

それとは逆に、

失敗をする度に、過度に傷つく人がいます。

アドラーはこれを、臆病な人、恥ずかしがりの人と呼びました。

そして、彼(女)らの将来を案じました。

臆病で恥ずかしがりの人は、失敗の度に過度に傷つきます。

傷つくことによって、挑戦せずに課題から逃げる道を選ぶのです。

自ら傷つくことを選んでいるのです。

どうせ自分には「(貢献する)能力はない」

どうせ自分には「(周囲に受け容れてもらえる)価値がない」と

信じる道を選んでしまっているのです。

失敗で、過度に傷つく人は勇気が不足しているのです。

株式会社小倉広事務所 
代表取締役 小倉広 Hiroshi Ogura

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