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7月12日配信 アドラー100の言葉 vol.22「甘やかし以上の悪はない」

  • 2017年07月12日


母親があまりに度をこして子供を甘やかして、

態度、思考、行為、さらには言葉において

協力することを子供にとって余分なものにすれば、

子供はすぐにパラサイトになり、

あらゆることを他の人から期待するようになる。

常に注目の中心に立ちたいとせがみ、

他のすべての人を自分に仕えさせようと努めるだろう。

自己中心的な傾向を示し、他者を抑圧し、

常に他者に甘やかされ、与えることではなく取ることを

自分の権利と見なすだろう。

アルフレッド・アドラー
Alfred Adler

「生きる意味を求めて」
Der Sinn des Lebens
Fischer Taschenbunch Velag.1980 (Original:1933)

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(解説)

「子どもを甘やかすことより大きな悪はない」

アドラーの言葉です。

多くの親は、どのように子どもを育てるべきかを知りません。

そして、よかれと思い、誤った子育てをするのです。

その代表格が甘やかしです。

そして、それはアドラーが言うところの

「最大の悪」となります。

甘やかされた子どもは、大人になっても、

甘やかされることを求めます。

具体的には、人生の困難に直面した時に、

誰かに肩代わりさせようとして、様々な手段を用います。

泣き言を言って、誰かに奉仕させたり

威張り散らして、誰かに奉仕させます。

時には、病気を使ったり、弱さをひけらかします。

そうして、自分では何の課題解決もしないで。

注目され、賞賛されることを求めます。

アドラーは言いました

「甘やかされた子どもは、憎まれる」。

自分では何の努力もせず、他者に奉仕させ、

それでいて、注目や賞賛だけを求める。

誰がそんな人を好きになるでしょうか。

嫌われ、憎まれて当然です。

子どもを甘やかし、

手取り足取り、課題を代わりに解決する

パラサイト(寄生虫)を育てることは、

子どもを不幸にすることとイコールです。

甘やかしは罪であり、親の自己満足です。

厳に慎まなくては成りません。

株式会社小倉広事務所 
代表取締役 小倉広 Hiroshi Ogura

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