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7月4日配信 アドラー100の言葉 vol.20「パートナーが雑誌を読むことにも耐えられない人がいる」

  • 2017年07月04日


自分に少ししか関心が向けられないことに

まったく耐えられない人がいる。

パートナーが本や雑誌を読むことにも

我慢できないのである。

パートナーが誰かを賞賛すると耐えられない人がいる。



アルフレッド・アドラー
Alfred Adler

「個人心理学の技術」

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(解説)
パートナーが自分に関心を寄せずに、ずっと雑誌を読んでいます

もしくは、ずっとスマホをいじっている。

やがて、あなたは怒り出します。

「失礼じゃないか! 目の前にいる私ともしゃべらずに!」

一方で、同じ状況にいながら、まったく気にしない人もいます。

「パートナーは、自分の時間を楽しんでいるのだな」

そうして、あなたは相手がリラックスし、楽しんでいる様を見て、

幸福な気持ちに包まれるのです。

相手の喜びを喜ぶ心を共同体感覚とアドラーは呼びました。

そして、この共同体感覚こそが幸福を決める、と言いました。

善と悪を分けるもの。それは共同体感覚。

幸福と不幸、成功と不成功を決めるもの。それは共同体感覚。

アドラーはそれを「心の健全さのバロメーター」

そして「導きの星」と呼びました。

多くの人は、嫉妬を愛情の印と考えます。

しかし、アドラー心理学では、そうは考えません。

利己的な優越の追求、つまり、相手のことよりも自分を優先する

相手への支配と考えます。

嫉妬により、相手を無理矢理こちらに振り向かせ、

嫉妬により、相手をおとしめ、召使いの地位へ引きずり下ろし、

自分が(女)王位につくという心の動きだと言うのです。

相手が、雑誌を読んでいたら。

「楽しそうだな。良かったな」と、

こちらも幸せな気持ちで見守るか、

もしくは

「おしゃべりしたいな。ねぇ、散歩でも行かない?」と

笑顔で誘うような、そんなパートナーでありたいものです。

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