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6月23日配信 アドラー100の言葉 vol.18「人前で緊張する人は、強い劣等感があり、他者を敵だと思っている」

  • 2017年06月23日


彼がいつもあまりに緊張していたことがわかる。


これは彼が強い劣等感を持っていることを表している。
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自分のことを過小評価し、


他の人や新しい状況を


自分にとって非友好的なものと見なしていた。


敵国の中にいるかのようにふるまった



アルフレッド・アドラー
Alfred Adler


「個人心理学講義」
The Science of Living
Double Day Anchor Books,1969 (Original:1928)
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(解説)


人の輪の中に入ると、緊張してしまうのは、

劣等感の強さと他者不信が原因です。

自己概念として「私は劣っている」と考え

世界像として「周囲の人は敵だ」と考えるから、

自己理想として

「だから、私は警戒を怠らないよう

 常に、緊張していなければならない」と

自分で自分に命令をしているのです。

もしも、その逆ならば、ゆったりとくつろぐでしょう。

自己概念として「私は劣っているところもあるが素晴らしい」

世界像として「周囲の人は仲間であり、私を受け容れてくれる」

自己理想として

「だから私はゆったりくつろぎ、人生を楽しむことができる」

と定義しているからです。

では、どのようにすれば、自分を信じ、周囲の人を敵ではなく

味方だと思えるようになるのでしょうか。

アドラーは、言っています。

まずは、自分の誤りに気づくことである、と。

それを知り、受け容れた時点で、

新たな態度を取り入れるかどうか、直面させられる、と。

選択を迫られるのです。

選択に理由は要りません。努力も不要です。

これまでの、緊張を「やーめた」と投げ捨てて、

根拠なく、理由もなく、

自分と他者を信じることに決めればいいのです。

難しいよ・・・・・・は言い訳です。

そうなりたいけど、できないよ、は嘘です。

単にやりたくないだけです。

やりたくなければそれも良し。

変わりたくない。変わらない、という選択を

自らがしていることを受け容れ、

そのような人生を過ごすのも一つではないか、と思います。

ちなみに、筆者は「やーめた」と投げ捨てた派ですが。

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