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5月23日配信 アドラー100の言葉 vol.10「父親は経済的立場で家族を支配してはならない」

  • 2017年05月25日


父親は

自分が何もかもを与え、

他の家族は受け取るばかりであると

見せることがあっては決してならない。

良き結婚においては、

父親が稼ぐという事実は

家庭における分業の結果にすぎない。

多くの父親は、

自分の経済的な立場を、

世帯を支配するための

手段として使っている。

家庭に支配者はいるべきではない。

アルフレッド・アドラー

「人生の意味の心理学」(上巻)
What Life Should Mean to You
Little, Brown, 1931
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(解説) アドラーは、夫婦間で大切なことは、

「夫婦が仲間であること」だ、と

繰り返し説きました。

そして、家族の中でさえ、起こりがちな

「個人的な優越性の追求」をいさめました。

例えば、現在も、多くの夫婦や親子の間で

「私の方が立場が上である」

「私の方が力を持っている」

「相手は私の言うことを聞かなければならない」といった

主導権争い、もしくは、権力闘争が見られます。

多くの場合、夫は経済的な力や、腕力を武器に使います。

多くの場合、妻は嫉妬や、弱さや不安を武器に使います。

そうやって、互いを支配し、個人的優越性を確認するのです。

その不毛さに気づくことです。

家庭は、他では決して得られない

安心とぬくもりが得られる場所であったはずです。

個人的な優越性追求のための戦場ではないのです。

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