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9月28日配信 小倉広メルマガ vol.216 『 相手が大切にしていることを大切にする』



vol.216「相手が大切にしていることを大切にする」
出典:35歳からの生き方の教科書

相手を責めれば 責め返される。相手に求めれば求められる。
相手を愛すれば愛される。優しくすれば優しくされる。
相手は、鏡に映った君自身、だ。自分の話を聞いてほしいのならば、
相手を大切にすることだ。では、何をすれば大切にすることになるのだろうか?
プレゼントを送ればいいのだろうか?
おだてて褒めればいいのだろうか?
自分が知っていることを教えてあげればいいのだろうか?

確かにそれらも有効かもしれない。しかし、それは場合によっては逆効果になって
しまうかもしれない。大切なのは行為の形ではない。その後ろにある意図や狙い、
本当の心だ。「何をしたか」ではなく「なぜしたのか」が大切だ。そしてそれが相手へ
伝わってしまう。

例えば、仕事を教えてあげること一つをとっても、教え方次第では「相手を大切に
している」と受け取られることもあれば、「相手を自分の思うようにコントロールし
ている」と受け取られることもある。相手に「何かわからないことはありますか?」
と尋ね、相手が知りたいと思うことに丁寧に辛抱強く答えていくならば、「相手を大
切にしている」と受け取ってもらえるだろう。

しかし、自分のペースで、自分が教えたいことを、声を荒げながら偉そうに説明す
るならば、それは「相手を思うようにコントロールしようとしている」と受け取られ
るだろう。相手は少しも喜んではくれない。

相手を大切にする、ということは、相手が大切にしていることを大切にする、
ということだ。例えば、相手が大切にしている相手の家族を大切にする。
相手が大切にしている相手の趣味を大切にしてあげる。そして相手が人生で最も
大切にしている相手の価値観を大切にしてあげることだ。
つまりは、相手の考えを聞くことであり、それを受け容れることだ。
教えてあげる、という美名のもとに相手を変えようとすることではない。

35歳からの君は相手を大切にしているだろうか?
さもなくば、自分が相手から大切にされることもきっとないだろう。

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