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8月04日配信 小倉広メルマガ vol.199 『 信頼関係を築く「3 つの原則」を徹底する』



vol.199「 信頼関係を築く「3 つの原則」を徹底する 」
出典:リーダーのための7つのステップ 49のコツ

原則1 相手を大切にする

私が初めてリーダーになった時、チームづくりで大きな失敗をしました。
メンバーを格下だと思い、子ども扱いしたのです。

「自分の方が能力も経験もある。だから自分が正しい。俺の言うことを聞け」。

そのような世界観で接していました。
いくら言葉遣いはていねいでも、私の心は態度に表れました。
メンバーにとっては、「自分の考え方を大切にしてくれない上司」 という風に
映ったのです。笛吹けど踊らず。私がいくらメンバーを指導しようとも、メンバーは
私についてきてくれませんでした。

上司・部下の関係であっても、人間としては対等です。私はもっと敬意を持って
メンバーに接するべきだったのです。
「相手を大切にする」。これが、第1の基本原則です。

原則2 自分を指さす

リーダーとしてチームを束ねる時、思い通りにいかないことがたくさん
あるでしょう。いや、ほとんどが思い通りにいかないかもしれません。

あなたは、その原因がどこにあると思いますか?
やる気が足りないメンバーが原因でしょうか?
優秀な人員を配置してくれない人事部が原因でしょうか?

あなたがそのように考えている限り、決してものごとはうまく進まないでしょう。
信頼されるリーダーは、どんな状況でもうまくいかない原因を他人のせいにしません。
そうではなく、

「自分に何が足りなかったのか」「今から自分にできることはないか」

と探すのが、信頼されるリーダーに共通する姿勢です。
メンバーが失敗した時には、メンバーを責めるのではなく自分を指さす。
それを習慣にするのです。それが習慣になった時に初めて問題が解決し、チームに
信頼関係が生まれることでしょう。

原則3 誠実である

メンバーに「遅刻するな」 と注意する。これは、当たり前のことです。
しかし、リーダーのあなた自身が昨日の会議に遅刻していたとすれば、
どうでしょうか? メンバーはこう思うでしょう。

「あんたに言われたくないよ」と。

ごく当たり前のことです。
しかし、私はかつてそう思ってはいませんでした。自分はメンバーの倍以上忙しい。
それに経営トップからの命令やお客様のクレーム対応など、緊急事態が毎日襲い
かかってくる。メンバーとは違うんだ。自分が少しくらい会議に遅れるのは仕方がない、と。

しかし、メンバーはそうは受け取ってくれませんでした。どんな理由かは、お構いなし。
私が会議に10分遅れた事実だけが、彼らの脳裏に刻まれていたのです。

リーダーがどんなに正しいことを言ったとしても、リーダー自身がそれを守っていなければ、
その言葉は効力を持ちません。「言行一致」 、つまりは嘘のないリーダーでなければ、
メンバーを説得することはできないのです。嘘をつかず、エゴを捨て、チームのために
献身する。その姿勢なくして、リーダーシップは発揮できません。


【 編集後記 】

海のそばに引っ越してきて一年。この週末にようやく初めて海に入りました。

思いの外ぬるく温かい水温。波を頭からかぶりながら童心に返ってプカプカと
浮かんだりしながら海水浴をしばし楽しみました。

もうすぐクラゲが押し寄せ泳ぎに適さなくなる季節です。何事も旬は短い。
季節の風物詩を楽しむことを大切にしたいと思いました。

残り少ない夏を味わうぞ。次回も、お楽しみに!

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