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6月10日配信 小倉広メルマガ vol.179 『 充電のつもりが放電していた』



vol.179「 充電のつもりが放電していた」

人間塾の仲間たちと自己啓発の古典「道は開ける」を学んだ。
悩みをなくす方法を説いた世界的ベストセラーだ。その中に
悩みをなくす方法の 一つとして「忙しくする」というものがある。
それを見て、昔読んだ B&B島田洋七氏のインタビューを思い出した。

第一次漫才ブームの中、眠る暇もないくらい仕事を詰め込んでいた洋七氏は、
ある日「しばらく仕事をやめて充電しよう」と思い立った。
そして本当にあらゆる仕事を断って、一年以上の間、何をするともなく充電期間を過ごした。

その期間を振り返って洋七氏はこう語る。
「あの時、僕は充電をしていたつもりで、実際は放電してしまっていたんですわ」と。

乾電池を買ってからしばらく放っておくと電池の量が減っていく。
自然放電しているからだ。それと同じ理屈で、
人は何もしないと充電どころか放電をしていくようだ。

もちろん、休みは必要だ。体力を回復するだけの。
精神をリフレッシュするための休暇も必要だ。しかし。
度を超した休みは充電ではなく放電になる。
なるほど、と思った。

必要以上の休みは充電ではなく放電になる。
では、私たちはいったい何を放電してしまうのだろうか?考えてみた。
おそらくは以下の3つでは なかろうか。

(1)エネルギーの放電
人は休みすぎると、エネルギーを失ってしまう

(2)知識・技術の放電
人は休みすぎると、エネルギーを失ってしまう

(3)人的ネットワークの放電
人は休みすぎると、人的ネットワークが枯れてしまう。
名前を忘れられるということはなくても、お互いに助け、助けられる
相互貢献や恩の貸し借りがなくなってしまう。薄いつながりになってしまう

では、どうすれば充電できるのだろうか?簡単なことだ。動けばいい。
自動車は走行するとエンジンがまわりオルタネーターがバッテリーに
充電を行う。それと同じこと。
カーネギーが「道は開ける」で教えてくれ ている通り、仕事を詰めこんで動けば
自然と充電されるのだ。

(1)エネルギーの充電
(2)知識・技術の充電
(3)人的ネットワークの充電

が揃って自動的に回り出す。
カーネギーも島田洋七氏も同じことを言っているのではなかろうか。

慌ただしい東京都心での生活から鎌倉に拠点を移し、ゆったりとした ペースで
仕事をしていたが、どうやら少し放電気味ではなかろうか、と 気がついた。
さて、少しエンジンをまわそうか。ブルン、ブルン。

せっかくつかみかけている「頑張らない生き方」と「走行充電する忙しい生き方」。
一見するとトレード・オフに見えてしまう。しかし、私は両立でき ると信じている。
そのスタイルは、また追って御報告していきたいと思う。

【 編集後記 】

家から車で15分。葉山御用邸の近くにある長者ヶ崎の駐車場に車を駐めて、
キャンピングカーの窓を全開に。海の音を聞きながらこのメルマガを書いています。

目の前には海と富士山。波の音、風にすすきがそよぐ音。
そしてノラ・ ジョーンズのBGM。その中でものすごい勢いでタイピングをしています。
忙しさと頑張らないゆとり。両立はできるよねぇ。そんな気持ちです。
明日は日本オリンピック委員会さんのお仕事で、日本代表選手の研修をお手 伝いしてきます。

さあ、準備、準備。では、次回もお楽しみに!

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