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5月2日配信 小倉広メルマガ vol.259 『ビジョンをみんなで描こう』



vol.259「ビジョンをみんなで描こう」
出典:チームのルール

「オレたちのチームが目指す姿はここだ!競合X社をなぎ倒しシェア50%を目指すぞ!」
リーダーが勢いよく宣言しました。しかしメンバーの反応は芳しくありません。
イエスでもノーでもなくの無反応。
「お前たち、本当にやる気があるのか?」とチームリーダー。
またもや無反応なメンバーたち。さてこのチーム 、何が問題なのでしょうか?

無気力なメンバーたちに責を求めるのは簡単なこと。しかしここは違う観点が大切です。
つまりビジョンは誰が決めるべきものなのか、という観点で見てみると、一つの
改善策が見つかるのです。

ビジョンはリーダー個人のものか?と問われればほとんどの人はノーと答えるでしょう。
ビジョンはチーム全員のもの。これに異を唱える人はいないはずです。

しかし不思議なことに、ビジョンはリーダーがつくるものが?と問われればイエスと
答える人が多い。つまりビジョンはチーム全員のものであると知っていながらも、
つくるのはリーダーの仕事、と捉えている人が多いのです。

しかし、これではうまく行かない。みんなのビジョンであるならぱ、みんなで一緒に
つくるのが一番。「参加なくして決意なし」の言葉通り、みんなでビジョンづくりに
参加し、みんなでビジョン実現を決意するのが ベストな姿なのです。

「参加なくして決意なし」。私はこの言葉を逆手に取ってこんな言葉を部下に
伝えています。「参加したからには決意しろよ!決意できないないならば
そんなビジョン捨ててしまえ! 」と。

未熟なメンバーたちの多くは 、決定されたビジョンに対して不平不満を漏らします。
しかも、「では自分で作ってみろ」と言われれば意見がなかったりするもの。
そうではなく、ビジョンづくりに参加させるからにはその言葉に対して責任を
持たせるのは当然のこと。

きちんと大人扱いして彼らを尊重し、それと同じだけの責任を求めていく。
コインの表裏である権利と責任の両方を求めていくことでチームに本気の決意が
生まれるのです。

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