作家、講演家、心理カウンセラー

小倉広オフィシャルWebサイト

小倉広事務所 HOME

6月08日配信 小倉広メルマガ vol.178 『できるだけ簡単なことから小さく始める』



vol.178「できるだけ簡単なことから小さく始める」
出典:35歳からの生き方の教科書(アスコム)

「感じた」ら「動く」。「心」に「体」を合わせる。それはよくわかった。
わかっちゃいるけど、それでもやっぱり「動けない」んです。
君はそう言うだろう。わかっていても動けない情けない自分がいる。
そうでなければこの本を手にとっていませんよ。
それが正直なところだろう。

そんな君に、とっても重要なことを教えてあげよう。それは、

スタート・スモール。できるだけ簡単なことから小さく始める

という技術だ。小さく始めて弾みをつける。逆に言うなら、最初から
「一発狙い」をしないことだ。「ウルトラC 」を狙ってはいけない。
コツコツと小さなことから始めて、焦らずに徐々にスピードを上げていく。
例えば僕は今、この本を書いている。
最初はスピードがまったく上がらなかった。

全体の構成がまとまらず、文体が定まらない。試行錯誤し、悩みながら
何度も書き直し、順番を入れ替えてみる。そんなことばかりやっているから、
1 週間たっても、10日間たっても、10ページから先に筆が一向に進まない。
いつものパターンだ。しかし、感覚をつかんだ後は一気にスピードが
加速するのもまた常だ。1 日に50ページ、翌日は70ページ。
3 日間であっという間に原稿が完成する。
前半の産みの苦しみがまるで嘘のようなスピードだ。

それは重いローラーを転がすことにとても似ている。野球のグラウンドや
テニスコートを整地するあの巨大なコンクリートの塊のローラーがあるだろう。
あれを動かすとき、最初はとてつもなく強い力が必要だ。
しかし転がり出したら後は速い。

スピードがつけばほんのわずかな力で前に進むだろう。
そして、逆に止めることもできなくなる。それほどの力を持つのだ。

35歳、始めるべきことが山積みの僕たちは、簡単なことから
小さく始めた方がいい。
一気に書類を作るのではなく、下書きのスケッチだけでも書いてみる。
目次だけでも作ってみる。やがて面白くなり、気分が良くなり一気に弾みがつくだろう。

溜めてから、まとめて一気にやろうとしてはいけないんだ。

【 編集後記 】

行きつけの居酒屋で飲んでいたところ、鎌倉観光に来た20歳前後とおぼしき
若いカップルと店主の大将との会話がおかしくて笑えました。

大将 「どこか行きたい所あったの?」
カップル 「雑誌で見たチョコレートのコロッケを食べに来ました」
大将 「あれ〜そんなもの鎌倉の人は絶対に食べないよ」
カップル 「そうなんですか?」
大将 「うちの店には生しらすを食べに来たの?」
カップル 「はい。ネットで見ました」
大将 「シラスもいいけどイワシの焼いたのもうまいよ」
カップル 「ええ、そうなんですか。食べてみます」

出されたものを食べて「おいしい!」

大将 「だろ?雑誌に書いてあるものだけがうまいもんじゃない。
   こうやって実際に目で見て話してみた方がうまいものが見つかるよ」
カップル 「そうなんですね。いやぁ、おいしい!」

ほほえましい会話を聞きながらおじさんは隣でチビチビと杯を傾けていました。
では、次回もお楽しみに!

Top