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4月25日配信 小倉広メルマガ vol.258 『君はチームのために自分を投げ出せるか』



vol.258「君はチームのために自分を投げ出せるか」
出典:33歳からのリーダーのルール

例えば君には大切な奥さんがいるとしよう。ところが仕事、仕事に
明け暮れる君に奥さんは愛想をつかし、2人の仲は現在険悪になりつつある。
君は少しでも時間を見つけて家に帰り、一緒に週ごすことで2人の仲を
修復したいと考えている。できることなら事務仕事も家に持ち帰り自宅で
処理したいと思っているほどだ。

ところが悪いことは重なるものだ。君のチームのメンバー数名もまた
仕事のことで悩んでいるようだ。結果が出ない中、毎日遅くまで残業し
暗い表情をしているのが見て取れる。そのうちの1人はすでに退職も
考えているという噂も聞こえてきた。それだけではない。
チーム内の人間関係も、あまりうまくはいっていないようだ。
君はメンバーとチームのことが気になって仕方がない。できるならば
じっくり1人ひとりと面談をし、メンバー全員で1泊2日の合宿でも
組みたいところだ。しかし、一方で家庭の事情も深刻だ。
さて、君がチームのリーダーだとしたら、このジレンマをどう解決するだろうか?

そんな時、リーダーは即断即決でチームのメンバーを優先しなければならない。
悩むことなくそれができる人にしかリーダーは務まらないのだ。
なぜならば、君にとって奥さんが大切なように、メンバーにも大切な
家族や恋人がいる。彼らが毎日暗い顔をして悩んでいる表情を見て、
奥さんや恋人は日々どのような気持ちでいるだろうか。自分の奥さんのこと
ばかりでなく、メンバーの家族にも思いを馳せることができなければ
チームリーダーは失格だ。

リーダーはチームを優先して自分自身の大切なものをすべて投げ出す覚悟が
必要だ。そしてそのために、日頃から奥さんや家族への孝行貯金を
しておかなければならないのだ。 つまりリーダーはメンバーマネジメント
だけでなく家族マネジメントもしっかりとしておかなければならない、
ということになる。

もちろん君だけがいつまでも自己犠牲を払い続ける必要はない。しっかりとした
強いチームを作った後には、多少はメンバーに甘えることもできるように
なるだろう。今度はメンバーが君を支えてくれるはずだ。かつて自分が
リーダーにしてもらったのと同じように。

33歳からの僕たちはどうしても自分のことを中心に考えてしまうものだ。
しかし、それを捨て中心をチームに置く。それをできる人だけがリーダーに
なる資格があるのだ。

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