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11月24日配信 小倉広メルマガ vol.228 『 真っ暗なトンネルの先に希望の光を示す』



vol.228「真っ暗なトンネルの先に希望の光を示す」
出典:リーダーのための7つのステップ 49のコツ

-真っ暗な夜道は恐ろしい
周囲に建物も街灯もない真っ暗な一本道。あなたは、そんな道を歩いたことが
ありますか?私はあります。その道を歩いている時に、私は途方もなく強い恐怖
を感じたのを今でも覚えています。

もしかしたら、すぐ先に崖があるかもしれない。大きな穴が聞いている
かもしれない。割れたガラスの破片が落ちているかもしれない。
まわりが見えない道を歩く時、私たちはありもしない恐怖を妄想し、
その恐怖で足がすくんでしまうのです。 仕事でもそれは同じこと。
「このまま同じ作業を繰り返すのだろうか……」
「こんな仕事をやっていて、未来はあるのだろうか……」

あなたのメンバーも、すでに大きな恐怖を感じているのかもしれません。

-トンネルの先に光が見えたなら
いつ果てるともなく続く、真っ暗な長い長いトンネル。そのトンネルをたった
1人で明かりもなく歩いているメンバーに対して、「もっとやる気を出せ」
というのは酷なものです。そうではなく、あなたがすべきは希望の光を灯すこと。
トンネルの先にある明るい未来を、メンバーに見せてあげることなのです。
トンネルの先に出口が見えたなら、目先の道も苦ではなくなるはず。
足下ではなく、明るい出口だけを見つめて一歩ずつ歩いて行けばいいのです。

あなたがメンバーに希望の光を見せてあげることができたなら、
彼らは目標達成に向けて力を振り絞って進んでくれるでしょう。
もう、あなたが手を貸す必要はなくなるのです。

-希望がなければ生きていけない
悪名高きナチスドイツのアウシュピッツ収容所では、1944年のクリスマスと
1945年の正月の間に、かつてないほど大量の死者が出たそうです。
その原因は、劣悪な環境のせいでも、過酷な労働のせいでもありませんでした。

それは、「クリスマスが来れば、神様がこの地獄のような環境から自分たち
を救ってくれる」という希望が砕かれてしまったことによる、精神的なショック
が原因だったというのです。

このことからもわかる通り、私たちは希望がなければ生きてはいけません。
言葉を変えるなら、希望さえあればいかに今が辛くても生きていくことができる、
とも言えるのです。「なぜ生きるのかを知っている者は、どのように生きる
ことにも耐えうる」。 哲学者ニーチェの言葉です。私たちリーダーは、
希望すなわちビジョンの力を存分に活用してメンバーを元気にし、
やる気を高めなくてはなりません。そのために、まずはチームのビジョンを
明らかにすること。そして、そこへ向けてメンバー1人ひとりの心を
束ねていくことが必要なのです。

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