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1月30日配信 一偶を照らす vol.11『スキルは得意を伸ばせ、人間性は苦手を克服しろ』



スキルは得意を伸ばせ、人間性は克服しろ
 
● 得意な仕事を探すのではなく得意を本業にかけ算せよ

「得意を伸ばせ」というと多くの人は、【得意が活かせる仕事への転職】
を思い浮かべることでしょう。現在の仕事で「得意を活かす」道はない。
多くの人がそう思い込んでいるからです。

では、絵が得意な人は画家を目指すのか。英語が得意ならみんな通訳に
なるのか。もちろん、そんなことはありません。あくまでも自信の仕事
において得意を活かすこと。それが30代のキャリアでは重要になって
きます。

例えば、絵が得意なあなたが営業マンなら、絵を入れてオリジナリティ
溢れる企画書を作成してみる、とか。英語が得意なら通訳を目指すので
はなく、外資企業を新規開拓してみる、とか。【得意を活かす=転職】
と安易に考えるのではなく、本業に得意をかけ算するという発想が有効
です。まったく経験のない業界への無謀な転職を考えるより、よほど成
功の確率が高いキャリアアップが図れることでしょう。

このように現実な努力を懸命に重ねていると、不思議なことに運命の女
神が微笑んでくることが多いようです。企画書を目にした取引先の広告
代理店から「イラストを描かないか」と言われたり、あなたの活躍を
知った海外事業部から「通訳・翻訳を任せたい」という声がかかったり。

僕自身、今こうして本を書いているのは、30代のときに自分の得意分
野である文章力や絵を描く力をつぎ込んだレポートや企画書を書いてい
たのがきっかけだったのです。

● 相手を想う気持ちがスキルと人間性を高める

「人間」という字は人と人の間と書きます。人との関係性を考えられる
ようになって初めて一人前。管理職やチームリーダーを任せられるよう
になる30代は、この言葉がリアルに響くようになるでしょう。

20代で許されていた自分勝手な甘えやわがままは、もはや通じません。
時間が守れない。相手に気遣いができない。自分の都合を優先する……。
それらは全部御法度。こと人間性においては、得意を活かす、という発
想を捨てること。徹底して苦手な部分を克服するよう努力しなければな
りません。

得意を伸ばすのはスキルだけ。人間性は弱みを直すことに集中するのが
成功するキャリアの築き方です。そもそもスキルアップにおいて【得意
を活かす=転職】という発想は、自分本位の考えの他なりません。対し
て、どうすれば現在のお客様、同僚、後輩の役に立てるかを考えるのが
相手本位の発想。転職を考えるなら、まずはお世話になった方々にお返
しをすることが先です。

● 30歳から自分を伸ばすために

相手にどうやったら喜ばれるか。最高の効果を生むにはどうすればいい
か。それを本気で考えたとき、否が応でも持てるスキルを総動員させる
はず。それが、本当にスキルを活かすという発想であり、さらにスキル
を高めていく習慣になる。           

株式会社小倉広事務所 代表取締役 小倉広

【 編集後記 】

突然襲ってきた吐き気、下痢、悪寒、発熱。先週末金曜日朝のことです。
食事にまったく手が付けられずパソコンに向かっているだけで倒れそう
になります。病院へ駆け込んでみたら「急性胃腸炎」との診断。薬をも
らい飲んでみるもののまったく症状は変わりません。

まずい。。。夜には講演会があります。うーん。どうしたものか。替え
は効きません。よし、決めた。気合いだ!

「絶対に病気であることを悟られない」「いつもよりも3割増しのエネ
ルギーを発揮する」これだけを決めて臨んだところ、いつも以上にいい
講演ができました。やはり、最後は気合いだな。

この季節、インフルエンザや風邪がはやっています。皆さんもどうぞお
気をつけて。では、次回もお楽しみに!

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